~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

「書く」ことで見えてくることがある

ブログを久々に再開したから言うんじゃないけれど、

「書く」ことのすごさ、

「書く」ことがもたらす効果みたいなものを、

ここ数日とみに実感しています。

 

書くこと、つまりは、

想いや考えや事実を「言語化」することは、

実はふだん、日常生活の中ではなかなかしていないよなぁ…とふと思う。

 

想いは、想っては消え、想っては消え…していくもの。

どんなに強烈な経験であっても、時の経過とともに頭の中から消えていくのよね。

だから日記を書いたり、ブログを書いたりするわけだけれども、

書くことがもたらす効果は、想像よりもずっと大きいなあと思う。

 

書くことで、ぐちゃぐちゃだった気持ちがまとまり、落ち着く。

書いたことを読み直すことで、なんだ私はこんなことにストレス感じるんだ、とか、

こんなに舞い上がっちゃってもう!とか、

自分を客観的に見つめ直せる。

 

そしてブログだったら、

自分の気持ちを誰かが読んでくれて、共感してくれたり、反論してくれたり。

フィードバックをもらえることもある。

 

私が、サルバドールでブログを書いていたのは、

もちろん備忘録の意味や、

日本の友人・家族への近況報告と言う意味が大きかったけれど、

日々思うことを綴ることで心を安定させ、

読んでくれている方と日本語で交流できた。

 

ああ、私はこの街でひとりぼっちだけど、

ひとりじゃない、ブログでみんなとつながっているなぁと思えた。

だからサルバドールでは、毎日のように更新していたのかも知れないな。

書くことが、無意識に自分の一部になり、

私を支える大事な柱になっていたような気がする。

 

なーんてことを書こう書こうと思っていたら、

これを書く前に、もっと強烈な

「書くことのすごさ」に出会ってしまった昨日。

 

1泊2日で、資格取得のための研修に参加したのだけれど、

その研修内容が、とにかく「書く」!なのだ。

 

書くと言っても文章講座とかじゃなくて、

ひたすらに「自分の仕事人生」にまつわるさまざまなことを書く作業だったのだ。

しかも紙にペンで!

あんなに文字を手書きしたの、何年ぶり?

そのくらい書いて書いて書きまくりました。

 

書くことで見えてきたことはたくさんあって、

それはそれは、ものすごい体験であった。

自分の過去、現在、未来なんて、普通、紙に書かないでしょ。書けないでしょ。

でもそれを書くわけで。結構、いやかなり大変な作業よ。

けれどそれを書き終えた時、今まで見えなかった自分が見えてきたからね。すごい!

 

「自分のキャリアの棚卸し」なんていう表現をよく使うけど、

棚卸しは、実際に商品を棚から下ろしてみないと、

在庫数の管理は正確に出来ないよね。

キャリアの棚卸しは、実際にキャリアを「書く」

という作業なんですね。

 

ちなみに私がいま通っているのは、

国家資格キャリアコンサルタント養成講座、というものです。

まだまだ認知度の低い資格だし、説明するのもちょっと難しいのだけれど、

「キャリアをデザイン」するお手伝いをする人、

という立場が、キャリコンでしょうか。

 

人様のキャリアデザインを支援する前に、

自分のキャリアくらいデザインできなくてどうする!

ということで、まずは自分に向き合う2日間を過ごしたわけであります。

非常に濃い体験をしてきたわけです。

 

 自分の棚卸しの中で、

サルバドール時代の自分のことも思い出し、

ブログに書くことの意味や効果も

いまここで、自分の中でリンクしたのでありました。

 

うん、やっぱりブログは書かないと。

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思ってるだけじゃダメで、

ほんとに書かないと、ね。