タイタニック、チータニッキ、3Dで鑑賞
ついに!
待ちに待ったTitanic 3Dバージョンの公開初日がやって来た!
(日本語ではタイタニック、ポル語発音はチータニッキ トレース・デー)
13日の金曜日ですが、まぁ気にしない気にしない。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2010/06/25
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「1時半からのタイタニックを!」と張り切って窓口で言ったら、「タイタニックは来週からですよ」と一言・・・
おかしいなぁ、映画館のサイトには上映時間も部屋の番号も書いてあったのにー。
と思ってふたたび家でサイトを確認したら、小さな字で「13日公開」って書いてあったさ…
だったら上映時間なんて書かないでよねぇもう!紛らわしい!
(しかも13日当日の上映時間は、その時表記されてた時間と全然違うし!)
というわけで、1週間、タイタニックへの思いを温めて温めて…13日を待っていたのよ。
でもまさか本当に初日に見に行けるとは思わなかったけど。
だって、字幕バージョンの上映開始は1日1回のみ、しかも21時半から!
遅すぎ!
ダンナ様に子供たちをお願いし、私だけ夜、タイタニック見に家を空けるなんて許されるかしら… と、ほんのちょっと思ったんですよ。一応(笑)
でも理解あるダンナ様が許してくれましてね。晴れて、公開初日の夜に一人(さみしく)映画館へ行ってまいりました〜
初日だし、さぞや混んでいるだろうと思いきや、3〜4割程度の入り。ちょっとびっくり。
もっとも、ブラジル人は字幕バージョンよりポル語吹き替えバージョンの方が好きなので(英語を耳で聞いて字幕を目で追って…というのはかなり高度なワザと思われ)、吹き替えだともっと混むんだろうな。
そして客層は、今も昔もやはり、カップルが主流。
わたし、さ、さみしい…。
でもいいんです。あの大好きな名作を、大スクリーンで、しかも3Dで堪能できるんだもの!
むしろ自分の恋愛感情などを抜きにして(そんなものは今は持っておりませんが)、映画に集中するには一人がいいんです!
さて本編ですが、それはもうやっぱりいつ見てもどこで見ても素晴らしい内容なのです。
15年前の公開時に、確か2回か3回、映画館で見て。
もちろんテレビで放映されるときも見て。
DVDも買って見て。サウンドトラックも持ってるよ。
そのくらい何度も見てる映画なのに、そして内容も全部わかってるのに、全く飽きることなく3時間の長丁場をどっぷり堪能させてくれる映画って…やっぱりすごいよね。
15年前と違うのは、
私が独身ではなく既婚者になったことと、
タイタニックみたいなクルーズ船の旅を経験していること。
特に後者、自分の乗った船の様子と、100年前の豪華客船の様子を比べるような目線で、船のつくりやレストランの雰囲気、客層の差なんかも、じっくりと見てしまうのだ。
それにしてもリアルに作られたセットには改めて驚かされる。蒸気で船を動かす様子とか、もう、圧巻…
って、本筋から見れば些細な場面かも知れないけど、そういう細かいところをじっくり見られるようになったのは、今だからこそ、かなぁ。
3Dの効果については、はっきり言って思ったよりスゴイ!水が飛び出してもう大変!!というほどでもなかったんだけど。
と言うより、3Dじゃない15年前のオリジナルがすでに迫力満点だったからなぁ。3Dじゃないのに3Dっぽかったと言うか。
でもでも、あの有名なシーン(船の先端にジャックとローズが手を広げて立つシーン)なんかは、船の巨大さ、高低差、空の近さ、海の広さ…すべてが立体的で、ゾクゾクしましたです。はい。
それにしても私が一番心に残ったのは、他でもない、主人公ジャックを演じるレオナルド・ディカプリオがあまりにもカッコよすぎる件。
いやほんと。
当時、ここまでカッコいいと思わなかった気がするんだけど、どうしたんだろう、今回のこの感動は!
動きも顔も声もすべてがカッコ良かったんですけど。
そしてジャックと禁断の恋に落ちるお嬢様ローズ役のケイト・ウインスレットもすごく可愛いの。若々しさの中に色気があって、もう、ウットリですわ…
こんな美男美女を大画面でしかも3Dで見られるなんて。これはね、皆さん、見なきゃダメですよ。ええ。
二人を囲む登場人物の一人一人が本当にいい味を出していて、人間くさくて…そういう描写もすごくいいし。
おばあさんになったローズの語りも最高です。そう、15年前は、レオ様より誰より、このおばあさんが一番私のツボでした。彼女が画面に最初に出てくるところですでに泣きが入るほどでした(笑)
きっとまた近いうちに、今度はポル語吹き替え版をスクリーンで堪能することでしょう。ディカプリオの声がポル語で語られることには相当の違和感を感じることと思いますが…仕方ない。誰の声で演じられるんだろうなぁ。
そして、15年前のオリジナルはもちろん、DVDも見たことがないと言うイマドキ珍しい人と言えるわがダンナにも、ぜひ見てもらいたいと思ってるのです。