動物虐待で有名になっちゃったよ…
最近、テレビの全国放送や新聞記事で話題になっているのが、
わがまちサルヴァドールのPau da Limaという地域で起きた、家庭内動物虐待の話。
飼い主(女性、推定40歳代?)に連日、ほうきの柄でバンバン叩かれている可愛そうな犬たち(3匹いるらしい)の様子が、隣人によってYoutubeに投稿されたのが事のはじまりだそう。
テレビにもYoutube映像が流れ、犬の姿までは見えないものの、悲痛な鳴き声と飼い主のあびせる罵声がはっきりと聞こえる。確かにこれはひどい。犬飼いの一人としては、聞くに堪えない、本当に可愛そうな鳴き声だ…
これを動物愛護団体に通報した人がいて、団体はすでに動き出した。映像の現場に警察を伴って出向き、飼い主に会い、犬を保護しようとした。でも、飼い主は行方不明になっていて、家にはガッチリと南京錠がかけられているって。
犬は中に放置されたまま…
結局、南京錠はこじあけられ、犬たちは無事に保護されたのだけれども。
この犬、Loboちゃんがまた可愛い顔でねぇ。
こんな可愛い子を虐待するなんて、信じられないよ。
飼い主は間違いなく精神を病んでいて(そうじゃないとこんなことしないでしょ、普通)、ストレスのはけ口を犬に向けたのかもしれないけど、それはあってはならないことでしょ。
広いブラジル、たぶん同じようなことが、目に触れないだけで各地で起こっているのでは…と思う。
犬、ほんっとに多いからね、この国。(感覚的には、ペルーのほうがもっと多かったけど)
それにしても、Youtubeの威力、ネット通報の威力ってすごいなぁと改めて思わされる。
これだけ全国ニュースになっちゃうんだから。
たまたまサルヴァドールの事案だったために、なんだかなぁ、サルヴァドールが悪名高くなっちゃった感じがして、住民としてはあまりいい気がしませんが…。
Loboちゃんたちがこの先、いい飼い主さんに恵まれて、幸せな人生、いや、犬生を送れることを切に祈ります。