アルコール5.5％のワイン？！

私がワインにはまり始めた頃、たまたまダンナが会社の同僚とワインの話になったんですと。
その時、二人はちょうど大型スーパーのワイン売り場にいて…

「おお、これ、これ！僕が唯一飲める美味しいワインがこれなんだよ。なかなかサルヴァドールでは見つからなくてねぇ」
「ほら、僕、アルコール弱いからさ。これはね、ワインなんだけど、アルコール度数が低いんだ。５．５％」
「奥さん今ワインに凝ってるなら、一本彼女にプレゼントするよ。これ、持っていきなよ」

という流れで、我が家にやって来た1本のワイン。
それは見たことのない黄金色のワインで、
BENI DI BATASIORO
Bosc dla Rei
MOSCATO D'ASTI

とラベルには書いてあった。
ベニ　ディ　バタシオーロ
ボスク　ドゥラ　レイ
モスカート　ダスティ
とでも読めばいいのだろうか…　イタリアもの、らしい。

ダンナによると、1本50レアル（約2500円）もするらしい。それは我が家的にはちょっと手が出ない高級ワインですな…。

それにしてもアルコール度数がビール並みに低いワインがあるなんて！
そのことに興味津々になっちゃったわよ。
白っぽいから冷蔵庫で冷やしていただきましょ〜、ということで冷やして飲んでみたら…
これがもう！
甘くて美味しいこと！
お食事と一緒にはどうかな〜、という甘さなんだけど、いやはや、美味しいんですよ。純粋に飲み物として美味しい。
まるでジュース（笑）
５．５％の甘いワインは、ニアリーイコール、ジュースですな（笑）
がぶがぶ飲めてしまう。でも、がぶがぶ飲みたくはならない。なぜならその味わいにはそこはかとない繊細さがあるから…
大事に大事に、ちびりちびりといただきたい味なのだ。

っと、いきなりの銘柄紹介がブラジルものでもチリものでもなくイタリアもの…。失礼しました〜。

こういう甘いワインは、デザートワインというカテゴリに分類されるようですね。
ワインの世界は本当に奥深いですなぁ…
ビールじゃ、こうはいきませんよねぇ。
むふふ。ワイン、楽しい♪