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また関税、いやんなるぜ〜


またまた出頭してまいりましたよ、コヘイオに。
日本からのプレゼント、ネット上でEMSの番号を入れて追跡してみたら、「最寄りの郵便局にて引き取られるのを待っている状態」と出た。
はあああ。引き取られるのを待っている状態、ですか。
aguardando retirada ですか。
その割には、関税通知書みたいなものが届かないよ。もう郵便局にはおととい届いていることになっているのに!もう!!
関税欲しいなら、ちゃんと通知くらい出しなさいよ!


と、一人悪態をつきながら、EMS番号を手に、郵便局に向かおうとしたら、出がけに門番に声をかけられた。
「これ、さっき届きました」と渡されたものは関税通知書…
今頃来たのかよっ!


今度の紙には、前回と違う場所に、コッソリと金額が書かれていた。
一瞬、それが金額とはわからないような記載のされ方だった。
もう!いったい何のマネ???
どこまでもよくわからないブラジルの郵便局…っていうか、通関…。



今回は箱記載の金額が7000円とあり、徴収されたのが99レアル。約4000円。やはり6割程度が徴収されたことになるのでしょうか。



相変わらず郵便局の窓口のおばさんに文句を言う私。懲りもせず(笑)
そしたらおばさんも気の毒そうに話についてきてくれてね。
「いやあ、お客様だけじゃなく、関税つきの荷物が毎日コンテナ3〜4つ分くらい届くんですよ。もうね、クリチバに新しい通関所がオープンしてからここ3、4か月ほど、外国からの荷物の99%に関税がかけられているのよ。」



外国からの荷物の99%ですと??????



その数字が定かかどうかは知らないけど、私に関しては、100%(2個中、2個!)だもんねぇ…。



関税を払うことが出来ず、泣く泣く、贈り物の受け取りを拒否して、外国に送り返し〜という悲しい状況の人も多々、いらっしゃるそうです。そうだよなぁ。そうだよねぇ。



外国製品をオンラインショッピングで買って、高い送料(EMSは一番高い)をかけて送ってもらったのに、さらに高い関税がついてしまって、それじゃブラジルで買うのと結局値段は変わらないじゃんよ!という気の毒な若者も多いそうです。



じゃあもう、外国からの贈り物を受け取る際には、99%関税覚悟で受け取らねば!と言う話かというと、そうでもなさそう。


だってね、過去3か月間に我が家に届いた日本からの荷物を検証すると、ことごとく関税をかけられているのは、国際スピード郵便(追跡番号付き)のEMS発送のものだけ。



SAL便(さるびん)、これは割安だけどEMSよりは時間がかかる、けど一応航空便だから船便よりは早い、というものなんだけど、これで届いた書籍たちはオール関税ナシだったよ。



そして、民間の国際郵送サービス会社であるOCS(オーシーエス)を利用して毎月送られてくる子供たちのドラゼミ教材。これにも関税がかかった試しがありません。



どうも狙われているのはEMSだけみたいだぞ…???



なんかおかしな話だよね。追跡もできて、補償もついている高級バージョンのEMSにばかり関税をかけてさ。
あ、おかしくないのか。EMSを利用できるような人は、関税を払える経済的余裕があるだろうと見込んでいるってことか???



なんでもいいけど、もう、関税はヤダーーーーー。
誰も幸せな気分になれないじゃんねぇ、これ。贈り主も、相手に関税払わせてまでプレゼント送りたくないだろうし、受け取る側も、贈り物に対して関税って、ねぇ。なんか、すごく、いやな感じ…。せっかく早く届けたくてEMSの高い送料を選んでくれているのに、なんか、ねぇ。悔しいことこの上なし。



今回も、関税は払ったけど、中身は全部抜き取られることなく届いたので、それは不幸中の幸いとしてありがたく受け止めなければなりませんな。坂角のえびせんべいが無事で良かった♪きれいな包み紙の箱入りだったから、一見して食べ物とはわからなかったのであろう。ざまあみろっ、通関の人めっ!!!(お行儀悪い発言、失礼〜)