週末リオ旅行記2日目:観光王道編
ゆっくりランチをして、カフェコロンボでお茶したらもう午後3時過ぎ。
だけど今日はこれからキリスト様へと向かうのです。
リオ観光の王道、Corcovado(コルコヴァードの丘)へと向かいます。
歩き方などには、「コルコヴァードは午前中がすいているからオススメ」と書いてありますが、今回はあえて午後、夕方ねらいです。
いや、別に夕方を狙ったわけではなくて、今回の優先順位的にキリスト様は後の方だったの。買い物、ランチの次だったの。
本当は別にキリスト様には行かなくてもいいと思ってたの。もうすでに2回行ってるしね。でも、今回は、ほかならぬコイとアレックスが切望したのだ。キリスト様を見てみたいと。
そうだよね。彼らが見たのは、アレックスがまだベビーカーの赤ちゃんで、コイが若干4歳、5歳だったから。あまり覚えてないんだろう。当時の写真を見せてもイマイチ、ピンと来ていない感じ…
だったら上ろうじゃないか!ってことで、夕方からのんびりと向かった次第…。
キリスト様行の汽車に乗るために駅へ行ったら、な・ん・と!次は午後6時発の便だと言う。それまでは満席だから無理だという。
現在、午後4時15分なんですけど…
このままここで6時まで待つなんてありえない…。
ということで今回は汽車ではなくバンを利用することに。
バンは、人数が集まれば出発するという形式。駅のすぐそばに、緑の服を着た係員のおじさんが立っているので呼び込みしているのですぐわかります。
私たちの前後にもバン利用者がいたので、それほど待つことなくすぐにバンは出発しました。乗る時にひとり20レアル分(子どもはおひざなら無料)を払います。
で、上を目指して走ること15分。
着いたところで改めてお金を払います。コルコバード入場料としてひとり26.50レアル。さっき払ったバン代20を足すと、ちょうど汽車利用と同じくらいの値段になるという仕組み。
ま、汽車はバンよりロマンがあって眺めもいいけど、特にこだわらない人にはバンでもいいかも。
そしてさらにバンに乗り換えてキリスト様へと向かいます…。ほんの数分の移動でもう到着。
この日の空は真っ青!!なんてきれいなキリスト様のお尻の白と空の青!!!
…そうなんです。お尻と青。
キリスト様の正面は、つまり、逆光タイム(笑)
きれいな青バックで正面を押さえるためには、やはり、午前中がベストというわけです。はい。
まぁ、私たちの目的は、写真と言うより、子どもたちの目に生のキリスト様を焼き付けることでしたので、まぁ逆光でも仕方なし、と。
それにしても観光客の数は相変わらずすごいですな…。帰りの列車待ちの人もたくさんいましたよ。
ちなみに私たちは往復バンなので、それはそれでバン待ちの列に並んでました。
さて、すっかり日も暮れる頃の午後6時ですが、この後わたしたちが向かったのはリオ観光の王道その2、ポン・ジ・アスーカル。
ここで夕景〜夜景を見るのが私の憧れだったの♪
キリスト様は最終午後6時の汽車だったと思うけど、こちらは午後7時半頃までロープウェーが運航しているのね。完全に夜景狙いだわね。
そしてお客さんの数はもうかなり少なく…ロープウェーもガラガラ!快適。
着いた頃はもうすでに日が沈んでいて、夕焼けのオレンジと夜の闇の青がちょうど溶け合う素敵な時間帯。
ああ、写真撮るのがもう楽しくて!
次々に灯りゆく街の灯が美しくて…。ラブラブカップルじゃなくてもうっとり…ですわ。はい。
そして夜が更けると完全な夜景に。
いいねぇ、リオの夜景。この地形だからこそ、美しい夜景を織りなすことができる。世界三大夜景と言えば、wikipediaによると、ナポリ・函館・香港とのことだけど、ここリオの夜景もかなりいいと思うんですけど…。
それにしても吹く風が冷たい。随分高いところにいるからか。
ロープウェーで降りたら、そんなに寒くなかったからね。
そういえば、上で覗いたお土産屋さんの物価の高さにはびっくり。同じものをバイーアで買ったら、それこそ半額以下だよ!という感じ…。恐るべし世界の観光地ですな。
ホテルまで戻る途中に、リオを代表するショッピングモール、Shopping Rio Sulがあったので少し立ち寄ってみた。
サンパウロやサルヴァドールでは見かけないブランドがあったりして、なかなか楽しい。ここでは犬の後ろ姿をモチーフにしたシルバーのペンダントなどを購入。めっちゃ可愛いの。後ろ姿がコリンそっくりで♪
さて、長い一日。そろそろ終焉ですが、まだお楽しみは続きます…