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レベルアップの実感

いよいよ今月末に迫った外国人向けポルトガル語能力試験「Celpe-Bras」に挑戦する同志のみなさま!勉強は進んでいますか〜?


私は日々頑張ってますよ。なんせ、毎日2つは作文書かなきゃいけませんからね。宿題が毎回出るんですよ、当然のごとく。
お金払って受けている講座だから、私も、さぼらず本気で頑張っていますよ(笑)


これね、お金払っているって、結構ポイント高いと思う。やっぱり。
周りにいくらネイティブのブラジル人がいても、彼らに私の作文を添削してもらうのには無理がある。いや、普通の文章の添削ならもちろん彼らの助けで十分すぎるほどなんだけど、この試験でいい結果を目指すという目的を持っているなら、やはり、その試験に精通した「ポルトガル語の先生」に添削してもらわないといけない、と思う。


そしてお互いタダだとね、こっちも本気にならないし、添削する側も本気にならないと思う。
一つや二つならまだしも、毎日2本の原稿を書き続けるんだよ。それを全部、先生は真剣に添削してくれるんだよ。
これはやはりその道の先生じゃないと厳しい作業なのでは…と思う。っていうか、普通のブラジル人の友達に、こんなハードな作業をお願いするのは心苦しいよ。そのくらい、生み出される作文は数多く、内容もめんどくさいものが多いのだ。



ところで私は今回の対策講座通いを、すごく楽しんでいる。
これまで過去2回、各3か月ずつ、UFBAの外国人向けポルトガル語講座で勉強したけど、そのどれよりも、今が楽しいし、自分のためになっている、と思う。
なんせ、自分のポルトガル語理解力が、昔よりかなりアップしているのが実感できるのが嬉しい。当時は、先生の説明の中にわからない単語があったり、当てられて文章を音読するときに、むむむ…これは…???ということがあったけど、今はそれが全然ない。先生が言うことが全部わかるし、自分が質問したいこともちゃんとニュアンスまで伝えられる。
こんな楽しいことはないです。苦節6年… やっと私もここまで来たか、という感じ(笑)


他のメンバーはもちろん、ブラジルに来てまだ年数が浅かったり、これまで意識してポルトガル語を勉強しなかったスペイン語圏出身者だったり…なので、先生の言うことをたまに理解できないことがある。それが普通だと思う。だってまだ来たばかりだもんねぇ。私の6年の年月とは違いすぎる…。うふふ、でも、今までの授業では常にラテン語圏の生徒たちに劣等感を感じていた私だけど、今なら勝ててるぜ!と思えるのがちょっと気持ち良かったり。(嫌な奴!)


って、彼らに勝っても全く意味がないわけですが。
今度の試験では、とにかく、自分の持てるすべてのポルトガル語力を駆使し、自分に勝つしかないのであります…。



で、私は毎回、この対策講座に出るたびに、さまざまなヒントを得てきます。いわゆる試験のテクニックなこともあるし、細かい文法事項もある。先生のクオリティが高いので、どんな質問をぶつけても、クリアに正確に返ってくる。それがすごく気持ちいいのだ。今までポルトガル語を使う中で疑問に思ってたことを、この際、全部聞いてやるー!と思って、質問しまくってます、私。おかげでだいぶ文法的なことにも自信がつきました。試験を受けることをきっかけに、ポルトガル語を再び勉強するようになって、本当に良かった…。理想の先生像というものも、これをきっかけに、また見えてきた気がします…。私もそういう気持ちのいい反応を返せる先生にならねば。


あ、タイトルに書いた「レベルアップの実感」ですが、
まずヒアリング・スピーキング力は、上に書いた通り、ポル語のみで行われる授業に難なくついていけるようになったこと。
スピーキングは、どのブラジル人と話しても、聞き返されることなく一発で私の言葉が通じるようになったこと。これは、発音がブラジル人っぽくなったってことでしょう。
そして私が一番心配していたライティング力(作文力)…
これはね、今回の講座を受けてようやくわかりました。結構、私、書けてるんだ!ってこと。


昨日提出した課題でね、先生に「この文は、Avançado Superiorと評価できます!」って言われたの〜!!わ〜い!!
あ、スーペル・アヴァンサードというのは、Celpe-Brasの試験結果のレベル分けの最高峰。
つまり、私の書いた文は、外国人が書くポルトガル語としてはバッチリ!というお墨付きをもらったわけです。イェイ!!


でもそれは、山のように書いた作文の中のたった一つに対してですけどね(苦笑)
試験では4つの作文を書きますから、試験結果としてアヴァンサード・スーペリオールをもらうためには、4つの作文全てがバッチリ!じゃないといけないんです。
それは無理難題です…。


でも、私にも可能性がないわけではない。
ほめられて、おだてられると人は頑張るもの(笑)
試験まで頑張りまーす。


次の記事では、試験に向けた勉強法について書きたいと思います。
なんか今回は自慢話みたいでスミマセン!
でもちょっと嬉しかったので。