ありがとうサッカー少年団

木曜日はコイの最後のサッカー少年団練習でした。なんだかんだと1ヶ月近く参加させてもらっていたので、仲間たちともかなり仲良くなり、本当に名残惜しいなぁ…と私でも思う。だからコイはもっとずっと名残惜しかっただろう。

4年生の担当コーチは若くて威勢が良くて、本当に見ていて気持ちのいい指導をして下さる。声も大きくて、いい具合に激を飛ばし、ほめる事も忘れない。もちろん普段は別のお仕事をされているお父さんコーチなんだけど、とてもいいなぁ、と思う。

この日はトラップの仕方をとても具体的に説明していた。ブラジルではこういう指導見たことないなぁ。なんだろう、ブラジルって、サッカー好きな子が自然と誰かのプレーを見て覚えるって感じなのかなぁ。日本では、こうやって具体的にやり方を教えてあげないと、確かにわかんないかも知れない。ブラジルほど身近にサッカーがあるわけではないからね、日本って。その辺がサッカー文化の違いと言うのかな。

まぁ私やコイにとっても、日本的な具体的指導はとってもわかりやすいからすごく勉強になり、コイもすごく真剣に聞いてた。ここで学んだことはとても多いと思う。上手な4年生も何人もいたしね。刺激になったのではないかな、お互いに。

お土産に配ったボンフィンリボンは大好評で、みんなさっそく手首に巻いていた。学校で禁止されてない？大丈夫？って確認したけど、大丈夫大丈夫、俺もうつけてるから！っていう子もいて。やっぱりサッカー少年はミサンガ好きだね。喜んでいただけて何より。

後日、あるお母様からメールを頂いた。
「息子はまだサッカー始めて1年ですが、コイくんみたいに上手になりたいって言ってます」と。嬉しいことですねぇ、自分の息子がそんなふうに言われる日が来るなんて。サッカーが上手なのは今の時期だけのことかも知れないけど、それでも、こんな風に誰かに思ってもらえるなんて、ありがたいねぇ、コイ。

私も名寄のサッカー少年たちが大好き。みんな可愛くて、大好きです。
また来年も一緒にプレーできるといいね。みんなコイに負けるな！！！

では最後にコイの感想。
今のところ、今まで一緒にやった日本の仲間とブラジルの仲間を比べると、何が違う？って聞いてみたところ…
ブラジルの方がスピードが速い、ですと。トラップ後の動き、ドリブル、そしてボールタッチがとにかくブラジルの子は速いんだそうです。こぼれだまをマイボールにするとか。そういう動きが速いんですって。

それと、ストレッチの時、ブラジルの子のほうが体が柔らかいんだそうです。日本人の子は、コイも含めて固いんだって！

あと、日本人の子は全体的に優しいプレーが多いんだそうです。ブラジルの子みたいに、身体を入れてきてダメージを与えてくるような子が日本には少ないとか。確かにね。コイのプレーはブラジル的だから、ママはあなたのプレーを見てるとハラハラするのよ。怪我させないかって…

そしてコイは、日本だとドリブルで何人もスルスル抜けることが楽しかったようです。ブラジルだとそうはいかないからって。いや、ママから見ると、そんなにスルスルも抜けてなかったですけどね…。妄想か、コイの。

ところで今これを書いてるのは、特急しらさぎの中です。名古屋から金沢に向かってます。
金沢に住むコイのサッカーの師匠に会いに行くのです。コイ、ちょっぴり緊張中♪