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幼稚園の授業参観


水曜の午後に横浜に着いて、翌木曜の朝からコイは小学校、アレックスは幼稚園へと元気に通っている。ほんと、元気だなぁ、子どもたち。
私も今回はとても元気だけど、子どもたちもすごく元気。



そして登園初日にさっそく園の行事「おいもほり」があり、喜んで参加したアレックス。先生方や役員のママさんたちによると、アレックスの様子は、相当楽しそうだったらしい…
うん… 容易にその様子が想像できるよ…
アレックスって基本的にいつも楽しそうなんだよねぇ。いいなぁって思う。
その楽しそうな様子を、初めての仲間と一緒な環境でも発揮するんだから、アレックスったら大物…



本日は登園2日目に当たりますが、またも行事が。今度は幼稚園の授業参観ですってよ。
珍しく私は午前中からフリーだったので、ちょうど参観に行くことが出来ましたよ。これがとても良かった!



授業はまず、英語。
いまどきの幼稚園は、英語なんてあるんだね、普通に!
カナダ人の若い男の先生、とてもリズミカルにユーモラスに英語で授業を進めていた。上手。
つい自分がブラジル人の幼稚園児に日本語を教えていた日々を思い出したよ…私はこの先生みたいに上手に生徒を惹きつけられなかったなぁ〜



っと、アレックス、英語はまるきしダメなんですよね。
最近、たまたま、What's your name? My name is... のやりとりだけ、なぜか私が教えておいたのね。わかるのはそれだけ!
でもそこはさすが子ども。先生の言う言葉を、素直に真似してオウム返ししてましたよ。他の子の様子を見ながら、それらしく口を動かしていた。
普段ポル語でやっていることを、英語にしただけの話だろうね、アレックスにとっては。



BINGOの歌の替え歌(新しいお友達ということで、アレックスの名前をもじってくれた)、Head Sholders knees and toes knees and toesの歌とか。身振り手振りを真似しつつ、けなげに歌う姿に、母、感動…
お友達の行動に合わせて、ちゃんと体育すわりして、おとなしく先生の指示に従えていたことにも感動。
アレックス、立派な日本の幼稚園児みたいに見えるよ!(笑)



続いては体操教室。
体育館に移動して、体操の先生(大学生みたいに若い兄さん先生二人)の指導を受ける。
なんと、体育用のマットと跳び箱、それに鉄棒が用意されてますけど…
跳び箱なんて久々に見ましたけど…
アレックスにとっては初見ですけど!!!!!



初見でも何でも、みんなに続いてやるしかない!アレックス、どんな顔するだろう???と、今回は半ば心配になった私。
だって、飛べるわけないし。怪我したら大変。
でもそこはちゃんと先生のフォローが入る。もちろんそうだよね。ほっ。



きれいに跳べる子は少なく、みんな多少のフォローが必要。そうかそうか、とちょっと安心。
そしてアレックスよ… なななんか違うぞそれ…
まず両足で踏み台を踏みしめることを知らないわけよ。片足でドタドタと踏み台に入り、変なバランスのまま跳ぼうとするから、もう動きがコミカルすぎて笑えるの…
本人、必死なんだけどね(笑)



アレックスレベルの子が他にもいたのでちょっと安心したりして。




鉄棒は、さかあがり。これも、上手な子とまだまだな子がいる。グループ二つに分けて練習だった。
これはアレックス、案外うまかった。足元にマットが立ててあって、そのマットを駆け上がるようにして足を腹を上に持っていくんだけど、そこそこ人並みに出来ていました。
やるじゃん、アレックス!




私としては、初めてのことなのに、まったく物怖じせず、堂々と、あたかも昔からそこにいる子のような顔してチャレンジするその姿勢…それが何より嬉しかったよ。
結構、大物かも、この子…



ちなみに男の子の中で後ろから3番目。背も大きいんだなぁ。そんなことすら知る由もない、ブラジルでの幼稚園ライフ。
教育の面でのシステムの違い、内容の違い… これは本当に、日本とブラジルの違いは大きいね。大きすぎるくらいに、大きい。
短い期間であっても、日本の教育機関に身をおかせてもらい、生の日本教育を体験させてもらえるということは、私たち親子にとって本当に偉大で貴重な体験だ。
本当にありがたいことです。



そういえば写真はありません。授業参観で、だれひとり写真を撮ってなかったのよね。そういうもんなんだね、日本の幼稚園って。
気合を入れてカメラをスタンバイしてただけに、ちょっと寂しかったわ。