~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

サンパウロ友とサルヴァドールで再会&あの大物シンガーと遭遇♪


「今度旅行でサルヴァドールに行こうと思うんだ!」と、仲良しのサンパウロ友、Rさんからメールをもらったのは4月頃。
6月、ギリギリ私が日本へ一時帰国する前に旅行するということで、良かった〜!!ここで再会出来るね〜!!と、とても楽しみにしていた。



ただ、6月って、バリバリの雨季なんだよね…
彼女たちが過ごすリゾートホテルは、雨が降っちゃうと、楽しみ半減…
どうかどうか、雨よ降らないで!と願いつつ、Rさん一家の到着を待つ…



到着するのがちょうど正午ごろということなので、空港で落ち合い、そのままランチしに行くことにしていた。
さて、当日。
未明から激しい雨… ど、どうしよう… 到着後いきなり雨が迎えちゃうことになるのかなぁ…



っと、お昼ごろにはなんとか雨が上がり、少しだけ青空がのぞく感じ。ホッ。
飛行機の遅れも30分程度で済み、無事に再会を果たせました♪
久しぶりに会う娘ちゃんたちがすごく大きくなっていてびっくり!姉妹でペラペラと日本語を話しているよ〜
サンパウロでお別れしたときは赤ちゃんだったのになぁ!



目指したレストランは、空港から近くて、シーフードが美味しい、私的にサルバドール市内でお気に入りレストランのベスト5に入る「Mistura(ミストゥーラ)」。
今までお連れした日本人のお友達だれもが気に入ってくれる素敵なお店です。
月曜日のお昼から開いているのもgood!
この日はちょうど月曜日、かなりすいていたけれど、子連れだし、このくらいの方が気楽♪
(ここには子供のプレイスペースもあるので、ますますナイス!)



ここで食べる料理は本当にどれもハズレナシで美味しくて、何を選ぶか迷うんだけれども、まずは前菜の量り売りから入ります。
いつもは生牡蠣もあるんだけど、この日は牡蠣のグラタンしかなくて残念!
でも、ロブスターのグリルとか、スモークサーモンとか、エビなどの前菜がどれも新鮮で美味しいのだ。サンパウロからのお客様にも大好評。そうよね、サンパウロってあまりシーフードの美味しいお店がないものねぇ。



メインは、雑誌の取材でも取り上げられたという、なんとかフロール(花)という名前の料理をチョイス。
これは初めて食べたけど、確かにとても美味しかった!
まず見た目が素敵… エビのグリルの上に魚(ホバーロ)のグリルが乗っかっていて、お花に見立てた盛り付けなのよね。見た目よし、味もよしで、最高ですな。



意外にもパスタが美味しいのもここのいいところ。定番のシーフードトマトソースを食べました。
そうそう、おつまみにピッタリの、Siriの丸ごとフライ(ソフトシェルクラブ、と英語では言うらしい)もいつもながら絶品でした。



そしてこの日、ビッグな出会いがあったんですよ。



ブラジル音楽(MPB)フリークの方々にはわかっていただけると思いますが、あの大物男性シンガーが、私たちの隣の席に座っていたのですよ。
この人、どっかで見たことあるなぁ…
うーーーーん…誰だっけ、誰だっけ… オロドゥンとかにいる人のような…
いやもっと違う、シンガーのはず…



と、考えても考えても明確に彼の名前は出てこないんだけど、たぶん、セウ・ジョルジ???との私なりの答えが出た。
そこで思い切って声をかけてみた。恐るべしおばちゃんパワーと呼んで♪(笑)



あのー、セニョールはカントールですよね?(歌手でいらっしゃいますよね?)と。
ええ、そうですよ!と笑顔の彼。



ここでさすがに「お名前は?」とは聞けないよねぇ。
なので、小声で、「ええと…セウ・ジョルジさんでしたか」と恥を忍んで聞いてみた。今思えばすごい度胸だ、私も。ある意味、失礼だ!



でも彼は笑顔で「ジジャバンです」と答えてくれた。
そうだよ!Djavanだよ!!!
度忘れしていた名前がふっと蘇ったよ!!!

Djavan

Djavan


すかさず、「ああ!サムライのジジャバンさんですよね!サムライ大好きです!」とすかさずフォロー(笑)
しかもサムライのサビを歌ってみたりして(爆)
ああ、これぞ、おばさんパワー全開…
ま、ご本人、笑顔で対応してくれましたけどね。いい人や〜

さらにおばさんパワーはとどまることを知らない。もちろん写真を一緒にとってもらい、mais uma coisa(もう一つ…)とか言って、サインもおねだりしてしまった。
ふふふ、今年のほぼ日手帳には、めでたくジジャバンのサインをゲットいたしました♪嬉し♪++




ちなみにジジャバン氏は、アラゴアス州マセイオ(ビーチがきれいな、サルバドールよりもう少し上のほうにある海沿いの町)出身の歌手で、彼の歌はとても素直に心に響く素敵な曲が多いのです。
サムライもその一つで、古い曲だけど、とても切ないメロディーラインで綺麗な曲。サムライというタイトルがすごいけど(笑)
確か日本でコンサートを開いたこともあったはず。
私もサンパウロ在住時に、ショウを聞きに行きました。そのこともご本人にお伝えしました。
なんか舞い上がっちゃって、ポル語がおかしかったけど!



この日の前日の日曜日に、サルヴァドールでショウをした彼。次はこのままリオに行き、ショウをすると言ってました。
大物でありながら、とてもシンパチカ(感じがいい人)で、優しかったなぁ。大物オーラを放っていたので、すぐにタダモノじゃないと気づきましたよ。
今まで出会ったブラジルのアーティストたちは、ほんと、みんな気さくでいい感じだったなぁ。
飛行機の中で遭遇したバンダ・エヴァのボーカル、サウロとか、イグアテミショッピングのアウトバックで遭遇したチンバラーダのボーカル、デニーとか。みんなみんなすごく気持ちよく応対してくれた。
これはブラジル人気質がなせるワザなのかしら?!
日本のアーティストも、街でふと会って話しかけたら、こんなに気さくに応対してくれるかなぁ?してくれないよなぁ…