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Torneio(大会)に参加:なんとアタカンチ(フォワード)で!


コイが週2回練習しているサッカースクール(chute inicial Corinthians)で、いま、スクール内のトルネイオ(大会)が行われている。毎週日曜日の夕方から開催される。なぜに夕方… 子どもの大会なんだもの、元気に朝からやろうよ!と思うのだけれど、どうやら午前中や午後の早い時間は、外部の人にコートを貸しているらしい。賃料も収入の柱だろうから、ねぇ。仕方ない。



この大会、生まれ年ごとにいくつかカテゴリーを区切ってチーム分けされている。2002年生まれのコイは、日本で言うと4年生の早生まれなんだけど、多くの4年生とは一緒にプレーできない、という形。多くの練習仲間はだいたい2001年生まれかそれ以前、なので今回の大会では一緒にプレーできない。



コイのカテゴリーは2002〜2006年生まれ。って、それって、2005年生まれのアレックスと同じカテゴリーってことだよ!コイとアレックスが同じチームでやるのかいっ???



さすがにそれはなかったんだけれども(笑)
2002〜2006の中でも、大きい子・小さい子に分けてチーム編成をしていた。そして今回、アレックスは出場していない。まだアレックスは試合のレベルじゃないんだよなぁ、残念ながら。



コーチ陣が割り振ったチームの仲間は、コイの知らない子が多い。なんせ、いつもの練習仲間は、一つ上のカテゴリーだものねぇ。いつもはコイはチビだけど、ここではコイが一番年上。みんなをリードする立場だぞ!大丈夫だろうか、コイ!



試合前は、「みんな小さい子なんだから、ゴール決めまくってやる!」と意気込んでいたコイ。
はてさて、本番はいかに…



…と、結構、頑張っている。
確かに、メンバーには小さい子も多い。コイがボールをキープする時間も、結構、ある。

そして今日は、なぜかコイはアタカンチを任命されていたらしい。アタカンチとはフォワード。最前線で点を決めるのが最大の仕事。
これまでコイは、練習でも試合でも、最前線に置かれることはなかったのでね。(なんとなくサイドやセンターバックが多かった)
そりゃ、コイ、張り切るさね!

がっつり敵に囲まれても、ドリブルで頑張って敵を抜き、ゴール前に到着…
でも簡単には点を決められない。サッカーって難しいよねぇ。

それでも、なんと、コイはこの日、3試合に出場して4点を決めた。この日の得点王はコイだ。すごい、頑張ったじゃん!
(まあ、自分より小さい子中心のチームだからねぇ、コイが決めんで誰が決める…)



私はひさびさに一眼レフを構え、ひさびさの望遠レンズで息子のプレーを追った。立ち位置はもちろんゴール前。こちらに迫ってくる様子をとらえたいからね!


しかし、夕方4時開始のプレーは午後6時まで及び、そうなるともうあたりは暗いもんだから、写真がうまく撮れない…(涙)
ぶれぶれだよぅ。



それでもいくつか自己満足の写真が撮れたので、ちょっとここにアップした次第です。




こんなに真剣な顔のコイを初めて見たよ、っていうくらい、いつものゆるゆる練習とは違う様子だった。やっぱり、たまにはこういう本気の試合をさせないとね!


コイの年代は黄色、青、黒、紫の4チームがあり、この日は総当たりでやった。つまり3試合ずつ。
結果は、2勝1敗。最後の試合を落としてしまった。



敗因は、コイの体力不足だな、完全に。
1試合目と3試合目では、全然動きが違う。っていうか、相手に倒されてばかり。自分で転んだでしょ、それ?っていうシーンにも、ファウルをもらって、フリーキックに持ち込んでいたけれど…(相手が気の毒だわ)
に、しても、転び過ぎ。
ブラジル人の子たちは、そんなに体力不足に見えなかったけどなぁ。コイ、もっと食べて力を付けないとダメだぞぅ。


最後に負けて、悔し涙を流していたコイ。
翌週、誰かのお母さんに「先週、彼はどうして泣いていたの?」とダンナが尋ねられ、「彼は勝ちたかったんだよ」と答えたら…
「あらまぁ。サッカーなんて楽しくやらないとダメなのにねぇ!」って言われちゃったんだって。
すごくブラジルらしい一言…(?!)



さて2回戦は準決勝。コイのチームはめでたく勝利。
でもPK戦だったけどね。
その日はコイは2得点。初戦同様、よく頑張っていました。
(しかしこの日、悲しい事件が…。日本の友だちにいただいて、大切に大切に毎日使っていた日本製の水筒を、何者かに盗まれた… 試合前に…。またコイ、泣きそうだったけど、悔しさをバネに頑張りました?!)



次の日曜日はついに決勝。コイの黄色チームは勝てるかな?