うさぎの色づかい

パスコア（復活祭）のシンボルと言えば、ウサギ。
多産なことから、復活の象徴なんですって。ウサギが。

そんなわけで、この時期、お店にはウサギグッズがいっぱい。
卵グッズもいっぱい。
Ovo de Pascoa（オーヴォ・ジ・パスコア、復活祭の卵）と呼ばれるおもちゃ入り巨大卵型チョコレートは、日本のバレンタインチョコ並みに、この時期とてもポピュラーな贈り物。
我が家ももれなく息子たちに買わされましたが…

そして幼稚園でも、やはり、ウサギやタマゴにちなんだ活動をするようで。
先日、アレックスが持ち帰った絵は、これでした。

ウサギ、ですよね、これ？
本人曰く、コエーリョだそうですから、はい、この時期ですもの、間違いなくうさぎですわね。
しかしこの色づかい…　なんともカラフルなウサギさんですこと！
まず輪郭をオレンジで描くあたりが…
おそらく手元に黒がなかったのでしょう…
と思ったら、ひげは黒で描いてるよ（笑）

ウサギは真っ白で、目が赤いもの、というのがステレオタイプな見方なんだけどね。子どもって、そういう観念に全くとらわれないのね。
自由でいいなあ。
…と、思う反面。
アレックスってば、本物のウサギを見たこと、あったかなぁ？！
ブラジルの絵本に出てくるウサギは、もしかしたらピーターラビット的な茶色の野ウサギ系かなぁ？！

ま、なんでもいいや。
と、次男になると、こういう風に、ゆる〜く見てしまうんですね、親って。いいんだか、悪いんだか。
個人的には、右上にさんさんと輝く太陽が好きです♪

そして、アレックスの画力がアップしたな〜と実感できるのは、体の描き方。
少し前までは、なんというか、やじろべえみたいな？　頭が丸、体も丸（頭よりやや大きめ、かろうじて）、そして手足は体の丸から直接生えている４本の直線…だったんだよね。
何度か教えたんだけど、どうしても直線にしかならなかった。
それが、このウサギの手足は、なんというか、ちゃんと肉がついてる（笑）

この年代の子どもの絵って、だいたい、誰か絵の上手い子の絵を真似するケースが多いように思うのだけれど（幼稚園に掲示されている複数の子の絵を見ると、どれも似たような顔つきをしている）、もしかしたらアレックスの友達の画力がアップしたのに伴ってアレックスも上達したのかなぁ。

日々これ、成長。いいですねぇ。