~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

日本応援イベント、ブラジル各地で同時開催される


お知らせだけしておいて、イベント報告がまだでした。



先週の日曜日、これがまたとってもよく晴れた気持ちのいい青空の日曜日だったのですが、
サルヴァドールの観光名所の一つ、Dique de Tororo(ジッキ・ジ・トロロー)にて、日系団体主催のイベントが行われました。
ほんとにね、久々に、朝から暑いくらいの快晴。
たとえばこれを書いている今日、祝日の木曜日なんだけど、未明から大雨で今もじめじめじめじめと雨が降り続いているのよ!
そんな雨期の中の快晴の日に、東日本大震災で被災した方々を応援しよう!という思いで、多くのサルヴァドール市民が湖のほとりに集まりました。



メインイベントは和太鼓の演奏。
午前10時ちょうどになるのを待って、時報と同時に、演奏がスタートしました。
このイベント、ブラジリアやリオ、ベレンなど、ブラジル全国の20都市あまりで同時に行われていて、午前10時に各地で一斉に太鼓を叩き始めるというのが売り物だったのです。
太鼓の力強い響きが、日本へのパワーとなるように…


力のこもった、熱い演奏に、集まったみんなは釘付けになりましたよ。



と言うか、サルヴァドールにも、このような和太鼓団体があったとは知りませんでした…。
ブロッタスにある日本語学校で、毎週土曜日の午後に、大人から子供まで熱心に練習しているそうです。興味のある方はお気軽にご連絡を!ということだったので、うちの子たちもどうだろう…と一瞬思ってしまいましたよ。
そのくらい、素敵でした。
Grupo WADO(和同)という名前です。
こちらは、子どもたちによる演奏。日系の子供たちも、こんなにいるんですね、サルバドールにも。
(写真の色が上のものと全然違うのは、たぶん、撮影モードがおかしかったからと思われ…。実際は、こちら。青空がきれいです)



演奏に続いては、非常に日本らしく、主催者や来賓の方々からのご挨拶が延々と…。
みなさんもちろんポルトガル語というあたりが、ああ、ここは日本ではないんだな〜と思わされるのですが。
実に日本風な式典だなぁ、という印象です。
ここはブラジル、しかも、いろんなことがテキト〜に進んでいくバイーアなのに(笑)
そんな中で、きっちりと日本式にイベントを進めた主催者の皆様。あっぱれです!



会場には、日本へのメッセージを綴る「短冊コーナー」も設けられ、みなさん思い思いに言葉を寄せていましたよ。
もちろん我が家のメンバー4人からも、一筆書かせていただきました。
一応、一人一枚ね。
字の書けない人は絵で勝負してましたね。(アレックス)


ポルトガル語が主流だったけど、ここに来た人の中には、日本語学習中の若い人たちも結構多かったので、素敵な日本語のメッセージがいくつもありました。
私の生徒さんたちも何人も来てくれて、書いてくれてました。嬉しいなぁ、なんか。


書いた短冊は、ボンフィン教会名物のフィッタ(ミサンガと言われているカラフルリボンね)で吊るして。
そのうち、日本に送られるそうです。
東北の方々の目に留まることがあるのかな。あればいいなぁ。
でもポルトガル語だから読めないよなぁ?!


湖に、巨大な折鶴を浮かべるセレモニーもありました。
真っ赤な台座に乗った白い鶴。
こんなに大きい鶴、よくぞ頑張って折りました!すごいすごい!
鮮やかで、とても美しかったです。ブラジル人、みんな喜んで撮影していましたよ。


撮影と言えば、私は張り切って一眼レフを持参していたのに…
バカバカバカ!
電池切れで一枚も写せませんでした。
あああ。最近多いな、こういう凡ミス。
(ひとえに、写真熱が低くなっているせいと思われ…)



かろうじてダンナがポケットにしのばせていた小さいパナのカメラで、少しだけ写真を残せて良かったけれど。



その後の新聞やテレビをチェックしていないので、このイベントのことが報道されたのかどうかはわからないけれど…
日本の反対側でも、こうやって日本に思いを寄せている人たちがいることを、日本の皆さんにも届くといいなぁ。



そういえばどうして募金箱がなかったんだろう?
素朴な疑問…。




イベントは午前中のうちに終わったので、ランチは、その場で知り合ったばかりの東京からの語学留学生Yちゃんと、親しくしているブラジル人の友人Cさん、そして近所に住む貴重な日本人の友人Sさんとご家族と一緒に、隣のバールでピッカーニャ
日本つながりで、また知り合いが増えて、楽しい一日でした。
良いご縁に感謝です。