とっても可愛いトマトブドウ

久々に、サルヴァドール唯一の（？）高級スーパー「Perini（ペリーニ）に行ってきた。
そこに行けば、モヤシとダイコンが必ず買えるから。
ダイコンがたっぷり入った味噌汁と、モヤシ炒めが食べたくなったのだ。

そこは大変高級なスーパーなので（サンパウロのSanta Luzia：サンタ・ルジアのイメージ）、量り売りの野菜の単価も、そのへんのボンプレッソやエストラよりずいぶんお高い。
まぁ、高いぶん、クオリティの高い（要は見た目が美しい？）野菜を置いているので、ウインドウショッピングとして見ると、とても楽しいのだけれどね。
実際に買うとなるとね、ちょっと、毎週は無理だなぁという感じ…
ちなみにシメジが一パック10レアル、500円だった。やっぱりこの値段じゃ買う気が起きないよなぁ。清水の舞台レベルの値段だよなぁ。
サンパウロの倍だものなぁ…

そこには、イタリアやスペイン、ポルトガルから輸入された食材もぽつぽつ置いてあって楽しい。普通のスーパーでは見かけない銘柄のオリーブオイルとか、チーズとか、パスタとか、パスタソースとか。
今回はバルサミコ酢とオリーブオイルを買いました。セールだったので♪

それで、本題ですが、
オーガニック野菜コーナーで、なにやら可愛らしいパッケージに値付けしながら陳列している可愛いお姉さんがいたので、思わず注目した。
あ、もちろん、お姉さんに注目じゃなくて（笑）

その商品が、これ。

可愛いブドウ型のプラスチックケースに、お上品に入っているのは、なんとプチトマト。しかも真っ赤で、実もしまっていそうで、見るからに甘くておいしそうだ…

思わずまじまじとパッケージ表記を眺めていたら、お姉さん、
「バイーア産ですよ！甘くて美味しいですよ！まだお試しいただいていないようなら、ぜひこの機会にどうぞ♪」と上手に勧めて来た。
180ｇ入り（20粒程度入りか？）で4レアル強（200円ちょっと）と、決して安い買い物ではないけれど、一つくらいなら、ってことでお買い上げ。

家に帰って冷蔵庫に閉まっておいたら、幼稚園から帰宅したアレックスがすかさず発見し、
「ママー！今日ブドウ買ったんだ！！」と弾んだ声。（ブドウ好き）

いやいや、実はこれ、トマトなんだって〜。
Uva de tomateって書いてあるよ！と言うと、へぇ〜と驚いていた。
ほんと、凝ったパッケージだこと。ブラジルもだんだん、こういう付加価値付きの高級野菜が出回るようになったのだなぁ…としみじみ。

そして今夜の晩御飯にサラダとして登場したブドウトマト。
これが、ふるさと風連で採れたアイコちゃん（注：プチトマトの銘柄名）に良く似た美味しさで感激！！！

いや、高かったんだから絶対美味しいだろう！という先入観バリバリで食べたので、実物以上に美味しく感じていたかもしれませんが…
なんでもいいけど、とにかく、ワタシ的には大変満足できるトマトだったのです。おやつにでもパクパクいけちゃいそうな美味しさ。

子どもたちも気に入ったようで、良かった良かった。
ブラジルのトマトは、水っぽくて、甘さも足りなくて、生で食べて美味しいなぁと感じることはほとんど皆無なのでね。このブドウトマトの登場は本当に嬉しい限り。

バイーア限定販売かなぁ？
サンパウロでももし見かけたら、ぜひ、お試しください。
って、サンパウロにはもともと美味しいプチトマトが存在していたっけか…。

ところで、日本のプチトマト・アイコも非常に美味しいので、機会があれば日本の皆さんもぜひ！
楽天にも出ているのですね。ちょっとびっくり！
[rakuten:niseko:10000053:detail]