おうちフェイジョアーダ

例のごとく、写真を撮るのを忘れてしまいましたが…

土曜日は家でフェイジョアーダを作りました。
前の晩から黒豆を水につけておいて。
塩漬け豚肉も水につけて塩抜きして。

レシピはサンパウロの大先輩、ハチドリさんのブログから。
写真付きの詳しい説明は、本当に大助かり！ありがとうございます〜〜〜

そう、数年前にブラジルを知る会の勉強会の一環として、おうちフェイジョアーダを作って食す会というのが催されたのでした。（その時の記事はこちら）
その時のフェイジョアーダがとても美味しくてね。いつか再び家で作ろう…と思いつつ、結局いままで一度も実践していなかった。なんでだろう。
フェイジョアーダ、結構好きなんだけど。ポルキロとかでたまに外で食べるから、わざわざ作るまでもないかな、と思っていたんだな。

でもそういえば先日、長男コイがスーパーで「フェイジョアーダキット」なる肉の詰め合わせを見て、作って作って！と騒ぎだしたのだった。で、キットを1つ、買ったのだった。
そして案の定、冷蔵庫の中でしばらく忘れ去られていたキット…
いや、キットだけ買って、豆を買わなかった時点で私のヤル気のなさがわかるというもの（苦笑）。

そんな頃、たまたま市場で黒豆を見て、なぜか買う気が起こり、そういえば…と冷蔵庫のキットの存在を思い出したのが今週の話。
良かった、キットの賞味期限がまだまだ先だった！

なんとなく大がかりな気がしてしまうフェイジョアーダづくりだけど、やってみればとても簡単。
豆と塩漬け肉さえ一晩水につけておけば、あとは材料を次々に入れて炒めて煮込むだけの話だ。
材料は黒豆と肉類（ソーセージ、ベーコン含む）の他は、ニンニクとタマネギとトマトとオレンジとベイリーフがあればとりあえずＯＫ。
先輩宅では、ジローという苦い野菜も入れていたけれど、今回は買うのを忘れたのでナシで。

トータル3時間ほど煮込むけど、こげつかないようにたまに様子を見ればＯＫ。だから、ね、とても簡単でしょ！

出来上がった私のフェイジョアーダは、自分で言うのもなんだけど、すごく美味しかった。
良かった〜。長く煮込んだ甲斐があったよ。

塩を一切加えてないんだけどね、今回使った塩漬け肉たちが、ちょうどいい塩味を生み出してくれたみたい。たぶんブラジル人に言わせれば味が薄いフェイジョアーダなんだろうけど、私たちの舌にはぴったり。
ごはんナシで、豆のスープのようにして食べても十分美味しかった。
(むか〜し一度、ブラジルに来て間もないころフェイジョアーダ作りに挑戦したけど、塩抜きが足りず、めちゃめちゃ塩辛くて食べられたもんじゃなかった…　なので今回はホントに大成功！）

リクエストしていたコイも大満足。
そういえばうちの子たちは、日本暮らしよりブラジル暮らしの方が長くなってしまっているから、ブラジルの国民食である「ご飯と豆：アホイス、フェジョン」がすっかり好きになっている。
日本で言う「ご飯とみそ汁」に該当する食べ物だからねぇ。

タマネギとトマトとサウサ（イタリアンパセリ）を刻んで作るヴィナグレッチも美味しく出来て、大満足。一皿に全部を盛り付けて、食べ方もブラジル式で。
こうすると皿洗いもラクチンでよろしい。
たっぷり作ったから、残りは数回分に分けてタッパーに入れて保存。
これでしばらく土日のランチは安泰♪

日本でもこれは再現できる味だから、いつか日本に帰って子どもたちがブラジルの味を恋しがったら、また作ってあげよう。