魅力的な「世界の台所シリーズ」本

最近気に入っている、魅力的な料理本シリーズがある。
ブラジル最大の出版社のひとつ、Abril社が週に1冊ずつ発行している「COZINHA DO MUNDO」（コジーニャ・ド・ムンド：世界の台所）というシリーズだ。
ハードカバー、オールカラーというのが魅力。しかも、見開きで1品ずつ料理が紹介されていて、右全面に写真、左にほんの数行でレシピが書かれている。シンプル・イズ・ベストな構成！

だから見ているだけで楽しいのだ。
レシピも簡単そうだ。なんせ、数行で済む話だから（笑）
説明不足という面ももしかしたらあるのかも知れないけど、こういう本は、余計なうんちくなしに、美しく美味しそうであってくれればいいわ、私としては。

シリーズ全20巻で、ラインナップは以下のとおり。
１　イタリア
２　フランス
３　ポルトガル
４　メキシコ
５　ギリシャ
６　シリアとレバノン
７　スペイン
８　中国
９　アルゼンチン
１０　ドイツ
１１　モロッコ
１２　インド
１３　イスラエル
１４　タイ
１５　スカンジナビア
１６　アンデス諸国
１７　カリブ
１８　日本
１９　アメリカ
２０　ブラジル

今は１０のドイツまで発行されている。全部揃えたいところなんだけど、つい買いそびれたり、ギリシャ料理とかシリア料理ってなじみがないしな〜とか思ってパスしたくなったり。
そんなんで、手元にはとりあえずイタリアとスペインだけがある。超メジャーな国々ですが（笑）、好きなんだもん。
本当はポルトガルが欲しいんだけど、すでに品切れの店舗が多くてねぇ。街角のバンカでも売られてるんだけど、たぶん入荷が少ないんだろうな。割としっかり売り切れるらしいよ。
実はものすごい人気シリーズなのかなぁ？？？

っと、買って眺めているだけで満足して、まだこれらの本から1品も実践に移していない。いかんのぅ。
食べたいけどサルバドールでなかなかお目にかかれない「ティラミス」をまず、作ってみたいんだけどね。

次に買うのはインドとタイとアンデス諸国と日本かなぁ。カレーがとにかく好きだからインドにタイは必須でしょ。アンデス諸国はご近所だし、日本はどんな料理がどんなレシピで紹介されるか興味があるでしょ…

いややっぱり全巻揃えたくなってきた…

ちなみにお値段は1冊15.90レアル程度（約800円）。
というか、今、シリーズを紹介する公式サイトも結構キレイだしちょこっと立ち読みも出来るので、ここに載せておきます。
こちら。
http://www.cozinhadomundo.com.br/
全巻まとめ買いも出来るみたい。しかも割引価格だ。危険だ〜（笑）

なお、同じ出版社から、ブラジル料理の地域別シリーズも出ていて、かなり興味深いです。そっちのほうが日本では貴重だよね。
見知らぬ料理が満載と思われ…。
http://colecoes.abril.com.br/colecoes/cozinha-regional-brasileira-486777.shtml