サッカーキャンプin横浜に参加する
8月の初旬、横浜にて、ヨーロッパの某有名サッカーチームの下部組織(ユース、ジュニアユース)の指導者を招いて、日本人の子どもたちに本場仕込みのトレーニングを伝授する…というサッカーキャンプがあった。
たまたま一時帰国前に私がネットサーフィンしていて見つけたこのサッカーキャンプ。私たちがブラジルに戻る1週間前の開催、で、月〜金までの5日間だ。ギリギリセーフのタイミング!
できれば日本滞在中に、日本のサッカー少年たちと一緒に練習できるチャンスがないだろうか…とずっと思っていた。コイはサルヴァドールのスクールで練習しているけれど、そのやり方と言えば、日本の少年サッカーとは全然違う。学校でクラスメートたちと休み時間にやるお遊びサッカーでは、コイいわく、自分が一番上手いんだと言う。
そんなわけないだろ!!!
いや、そんなわけあるかも。ま、学校の友達はみんないわゆるおぼっちゃまで、お金持ちのご子息。ということは、あまりサッカーに熱狂的な両親を持っている子は少なく、本人もそこまでサッカー好きというケースは少ない。そんな中でコイは、ええ、サッカー馬鹿さんの息子さんですから(笑)
クラスメートの中では一番ボールに触れている時間が長いわけで、まぁ、一番うまいかも知れぬ。
でもね、コイよ、目を覚ませ。
日本のサッカー少年のすごさをキミは知らないね?
日本の同級生たちが、一体どんな練習を、どんな姿勢で(ここポイント)受けているのか。キミは知る必要があるね?
なんせブラジルの練習は、かーなーり、ゆるゆるなので…。
そんなことで、夏休み中に参加出来そうな短期合宿みたいなのがないか探していた時にたまたま発見したの。
へぇ〜、そんなのがあるのか…さすが日本!と妙に感心したわ。最初。で、コイは練習についていけるのかしら…きっと全国からかなり上手な子が集まって来るんだろうから…
まぁ、でも、上手い子の中に混じって、己の力を知るが良い。
そんな思いもあって、清水の舞台を飛び降りたわけです。はい。(いやなんせ参加費用が… キヨミズレベル…)
なにより本人がヤル気満々でね。その話をした時、絶対行きたい!!!と目をらんらんとさせ。
いい?一人も知り合いがいない中に入って行くんだよ?みんな相当うまいよ?大丈夫???
何度も確認したけど、大丈夫だと。一人きりで知らない世界に飛び込むのはもう慣れたと…。ま、ま、そうだよね。ブラジルでもそうだもんね…。
そんなわけで、行ってきました、サッカーキャンプin横浜。
月曜から金曜までの5日間。私鉄1本で幸いにも横浜駅まで出られるのはラッキーでした。会場は横浜駅のそごうの裏からニッサンの新しいビルの中を抜けて富士ゼロックスの新しいビルの脇を通って…15分程度で着いちゃうのね。マリノスの練習場の奥にある、みなとみらいスポーツパークという所でした。
ここに、コイと二人で毎朝8時過ぎの電車に乗り、帰りは横浜発6時頃のに乗って、5日間通ったのです。
ええ。猛暑でした。暑かった…
(でも実はこの後がもっともっともーっと猛暑になったそうで。)
私の顔の皮がガビガビになりました。3日目くらいに。あれは、日焼けにより角質が硬化したのでしょう。あんなの初めて。びっくりした。サルバドールにずっと住んでいてもああにはならないのに。恐るべし関東の夏、紫外線。
(もちろん日焼け止めを繰り返し塗り、帽子もかぶってましたよ、ええ)
初日だけが、午前中曇りのち小雨、強風…。この先どうなることかと思ったけど、午後には晴れて、残り4日はピーカンでした。
コイのみならず、私も、日本のサッカー少年のお母さん体験が出来た貴重な5日間。みなさん、息子さんの練習付き添いや試合付き添いで、いつもこんなふうに炎天下のグラウンドで頑張っているんだなぁ…と。サルバドールは、屋根付きの休憩スペースが必ずあるから、ここまで直射日光を浴び続けることはないなぁ、と。
なんだか前置きが長くなりました…。