海辺のサッカーコート
最近、サッカー熱がますます高まっている長男コイ。ボールに触れている時間は、去年よりずっと長くなり、サッカーが好きな気持ちは去年の何倍も高まっているんだそうです。
きっかけはもろもろあるみたいなんだけどね。
ま、好きなものがある、打ち込める何かがあるってことは、いいことだなぁと思います。
ブラジル人の誰もがサッカー好きというわけではなく、同級生の中にはほとんどサッカーに見向きもしない男子もいるそうだけど(そりゃそうよね)、コイはブラジル人の友達を含めた中でも、サッカー好き度はかなり高いようです。(本人談)
ということで、最近は、土日も暇があればサッカーをしに行ってます。
行先は、我が家からほど近い海辺にある、公営のサッカーコート。
特に管理人がいるわけでも、利用に際しての予約が必要なわけでもない、単なる誰でも使えるサッカーコート。
その存在は知っていたけど(ジョギングコースの途中にあるから)、一体だれがいつどうやって利用するものなのかな〜と不思議に思っておりました。
で、ある時、サッカーボールを持ってブラジル人たちの輪の中に入って行ってみた次第。
みなさん大変フレンドリーに、突然やってきた日本人の子供(どう見ても上手そうではない)に対しても、快く門戸を開いてくれましてね。すぐに仲間に入れてくれ、一緒に試合させてくれるんですよ。
時間帯によって、子供たちが多かったり、青年が中心だったり、おじさんグループだったりと参加者の顔ぶれは違ってくるんだけど、みなさんサッカー大好きなことには変わりなく。
時には人数が多すぎて順番待ちしながら他の人のプレイを見ていたり。
ある時間帯には笛を鳴らす審判が常にいたり。
仲間同士が時間を決めてやって来ていたり。
しばらく通って見ていると、だんだんそこのルールみたいなものが見えてきます。
どうあがいてもコイには無理そうな、大きな体の大人たちの試合にはさすがに入らせないけど(というか、さすがに本人的にも入りたがらない)、6年生〜中学生くらいの中には果敢に入って一緒にプレイしております。
大きい子とやるのは怖くないの???と聞くと、怖い場合とそうでもない場合があると。その基準が私にはよくわかりませんが… 直感的に感じる何かがあるのかもねぇ。
海の見えるサッカーコートで汗を流す休日。なんて素敵!
…と思われるかもしれませんが、見ているほうは結構大変。なんたって暑いんです。コートサイドは日影がないからねぇ、帽子とサングラスと日焼け止めをしっかり用意しないと、見てるだけの人はもう大変なことに…
ありがたいことに、すぐそばに冷たい天然ココナッツ水を売る屋台があるので、暑さに疲れたら1杯ゴクっと。これは最高っす。
ちなみにコイがサッカーしている最中、アレックスはと言うと…
同じ敷地内にある砂場(遊具つき)で、たまたま来ている他のお友達と楽しく遊ぶのでありました。すぐに仲良く遊べて、いいねぇ、子どもって!
雨が多い時期なので、空模様を見つつのお楽しみだけど、なかなか男の子らしい休日で気に入っております。
ちなみに、コートに誰も来ていない日は、私がゴールキーパーとなって、コイのシュート練習の相手をします。私も男の子らしくなって来たわよ…(?!)