~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

UFBA大学のコピー室


相変わらず週2回のポル語クラスで勉強するため、大学に通ってます。


で、クラスで毎回、誰か一人が新聞記事でも雑誌記事でもなんでもいいんだけど、全員で読むための記事を用意して人数分コピーしていくのね。
この日は一応、私が記事担当だったわけ。



まず、教務室に行って7枚のコピーをお願いしたら、却下された。
1枚ならいいけど、7枚はだめ。あっちのコピーコーナーでやりなさい、と。
教務室はタダでコピーしてくれるから、ダメ元でお願いしてみたのよね。そしたらやっぱりダメでしたわ。
でもさ、授業で配る資料なんだもの、7枚くらいタダでコピーさせてくれてもいいじゃない?資料代なども含めて、授業料を収めているわけでしょ??


と思わなくもないんだけど。ま、仕方ない。



で、コピーコーナーへ。
あ、ちなみにブラジルではコピーのことをXEROX(シェロッキス)と呼んでます。copiaでもいいけどね、窓口にはシェロッキスって書いてあります。


ここがまたありえない長蛇の列…。
コピーコーナーって言ったら、日本のコンビニに設置されているみたいな、コインを入れたら作動するセルフコピーを普通想像するでしょ、日本人なら。
それがね、ここは違うの。
人力コピーコーナーなの…。


窓口の向こうにコピー機が3台ほどあって、コピー作業人が3人いるの。で、私たち学生は、コピーしたい本なり資料なりを窓口で作業人に渡し、このページとこのページを何枚ずつ…などと口頭で説明し、出来あがりを待つの。


あああ。
なんて時間がかかること!!!!!


私みたいなシンプルなコピーはまだいいよ、早いから。このページを普通に7部コピーしてもらえばいいんだから。
でも、私以外はだいたい、複雑なコピーをお願いしてるもんだから、もう、時間がかかるなんてもんじゃなくて。
複雑なコピーというか、量が多いと言うか、テキスト丸ごとコピーというか(笑)
しかも、頼んだことと違うことをされちゃったりすることも多く(だいたい人にコピーを頼むとそういうことになるのは目に見えている…)、その修正でまた時間がかかり。


だから、ただのコピーをたった7枚取るだけのために、30分もかかっちゃうわけよ…
当然、授業は始まっちゃうよ…。
授業のために資料をコピーして、で、その授業に自分は遅刻しちゃうなんて。なんか、くやしくないっすか。


さらにその日は、例のごとく、授業時間が押して押して、結局私が用意した記事を読む時間はなかったのであった。
ますますくやしくないっすか。


コピーコーナーの脇に、1台くらい、セルフコピー機を置いてくれればいいのに…と思うのは私だけではないはず。
でもそれはブラジルじゃ無理だ。誰でも通れる公共スペースにコピー機なんて置いた日には、まもなく盗まれてしまうだろうよ。
そう。人力コピーコーナーは、ガラス張りの窓口の中の、鍵がかかる専用室の中に作られているのだよ…。
盗難対策、そして、雇用拡大の意味もあるんだろうなぁ。こういう、セルフで十分なことに対しても、人を使って仕事させるっていうことの裏には…。


ということで、今日も元気に大学へ行って参ります〜。ふぅ。