~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

朝アシェ


今日はいつもより家を出るのが少し遅れたんだけど、そのおかげで、「朝アシェ」に遭遇することが出来た。
朝カフェ、ならぬ、朝アシェ。って、私がいま勝手に名付けたんだけどね。


私のジョギングコースのちょうど折り返し地点にあたるところが、Jardim de Alah(ジャルヂン・ヂ・アラー)というビーチなんだけれど、そこに最近、即席の小さなステージが設けられ、気になってはいた。
そしたら今日、朝っぱら(とは言え8時半近かったけど)から、大音量で音楽が流れ、ステージ前に50人以上の人が集まっているではないですか。



そして流れてきた曲と言うのがまた…イヴェッチ姐さんの曲じゃないですか。オバ!オバオバオバ!!!
これは行ってみるしかないでしょう。



ステージ上には男性のインストラクターがいて、マイク片手に、アシェを教えておりました。
スポーツウェア姿のみなさんが、彼の動きをまねて、一斉に踊っておりました。
無料公開アシェ教室?!



その素性はよくわからないけど、とにかく楽しそうなので、私も走りをいったんストップして、踊りの中に加わってみました。
まさかこんなところで、朝からアシェ踊るとは思ってもみなかったよ…。あづいよ…。
でも楽しい!!!


アシェの振り付けって、サンバステップみたいなテクニックはあまり必要なくて、いくつかのパターンを組み合わせて踊る感じ。
流れだけ見てると、そんなに難しいものでもない気がする。
けど、何が難しいって、腰の動き、足さばき、手の振り方。そういう動きのひとつひとつが、非常に難しいのだ。あのクネクネ加減は、天性のものとしか思えませんが…。訓練で身に付くものでしょうか、先生。


とにかく腰の振りがすごいですね、アシェも。
サンバの素早い腰振りもすごいけど、アシェの「ぬめぬめっとした」独特の動きも、ちょっとすごいよ…。


アシェの動画をひとつご紹介。今年、大ブレイク中の「rebolation(ヘボレーション)」という曲です。Parangolé(パランゴレー)という男性アシェバンドの新曲。ピシリコ風の音楽で、すごく典型的なサルヴァドールのアシェって感じの曲ですねぇ。
この曲、実は、コイが最初に仕入れて来ました。学校で男子たちの間で流行ってるんだって!
やっぱりアシェって愛されてるんだ、この街で…。


なおrebolationとは彼らの造語と思われ、rebolar(ヘボラー)という動詞:腰を振る、という意味から来ております…。っつうか、ポル語ってすごいよねぇ、腰を振るという動詞が存在するんだから。さすがサンバの国。(サンバする、という意味の動詞もあって、sambarと言うよ)



ちなみにステージ上のインストラクターは、当然だけど、顔を私たちの方に向けて踊るのね。でも、それじゃ真似しずらいのよ、私。
ほら、Wiiのヨガとか筋トレでインストラクターの向きを選択するでしょ、私は迷わず「背中を見る」を選んでます。絶対そのほうが動きがつかみやすいと思うんだよねぇ。
だから私は、インストラクターより、目の前にいたうねうね感が素晴らしい女性の背中(というかお尻)を見ながら、彼女を真似してました。いや〜、ノリノリだったなぁ、彼女。



アシェ教室は9時を過ぎても続いていましたよ。一体いつまでやるんだ?
私は暑さに耐えかね&あと10分ちょっと走って(折り返して)家に帰らねば…ってことで、最後まではいられませんでしたが。



次回はカメラ持参で参加し、その様子をぜひ写真に収めたいと思います。明日もやってるかな。