やっと着いたね、ぱたぽん!!
今日からコイの新学期が始まり、元気に7時前のスクールバスに乗って出かけて行きました。そしてアレックスもお兄ちゃんの登校と合わせて、今日から幼稚園へ。
彼の場合は、保育園的なところに通っているので、長期休暇も特になく、1月中も通っていいんだけどね。お兄ちゃんが家にいると、やっぱり自分もいたいと。
もうそういうお年頃になっちゃいましたね。
で、お兄ちゃんが行くならぼくも今日から行く!という具合に、早起きして張り切って出かけて行きましたよ。それにしても7時半から8時の間に迎えに来るはずの車が、7時ジャストに到着するって言うのはどうなんですかね?早すぎ。
そして送迎車代が、今年に入って値上がりするから〜と軽く言われ、軽く20レアルも上がりましたよ。1000円の値上げですよ。値上げ率にすると…あああ、計算したくない…
この調子で、新年になると、もろもろ値上がりしてしまうブラジル…学費もどうなることやら…。
見覚えのある方、いらっしゃいますね?
「ぱたぽん」の響きに、子ども時代の懐かしい甘酸っぱい気持ちを思い出す人、いませんかね?
私ね、ぱたぽん、大好きなんですよ。まりーちゃんのひつじ、っていう絵本に出てくるひつじちゃん。
- 作者: フランソワーズ,与田準一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1956/12/01
- メディア: 単行本
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この絵本、私が小さい時の愛読書でね。すごく好きだったの。絵の雰囲気とか、ストーリーとか。ひつじがしゃべるところとか…
子どもが生まれて、本屋さんでこの本を数十年ぶりに見て、ああっ!この本!懐かしいっ!!って涙が出そうになった。なぜかそのくらい好きで、印象に残っている本。他にそういう本って、あまり思いつかないんだけど(「ほしのひとみ」という北欧の童話くらいかなぁ、強く再会を願っている本は。でもマイナーなのか、全然見かけないんだよね)
で、ぱたぽん。
絵で描かれているその様子ですらもうとろけそうに可愛いのに、それが立体になって、まるでこちらに歩いて来そうなリアル感をもって、ここブラジルに存在している。
すごいことであります。
可愛すぎ。
もこもこ感がたまりません。
これを送ってくれたのは、日本に住むお友達。手芸の達人でね、可愛いものをどんどん生み出す手を持っているの。
彼女がぱたぽんを作り始めたと聞いて、これはもう、ずぅずぅしさを棚に上げてリクエストしないと!と。
次に会う時にね、楽しみにしてるからね、ということでお願いしたんだけど、なんと、ぱたぽんを長旅に出してくれたのよ。本当に長い旅だったね。12月の出発だったのに、もうすぐ1月が終わると言う今日、やっと着いたね…
行方不明を恐れ、でも、長旅を楽しんでるのよぱたぽんは、と言い聞かせて、心待ちにしていたのよ。
やっぱり、ちゃんと来てくれたよ。本当に良かった!
- 作者: フランソワーズ,与田準一
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1975/11/26
- メディア: 単行本
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一足先に日本からブラジルに来ている「じんめん」ちゃん(上の写真、ぱたぽんの足にすがりついて対面を喜んでいる黒い小さい子)も、心なしか顔が緩んでいるようです。ふふ。
気の利いたメッセージカードや小物も嬉しくて。
クリスマスが戻ってきたみたいで、気持ちが華やぎました。ほんとにありがとう、北の街に住むSさん!
グレーになるまで、そして黒羊になるまで、大事に可愛がるわっ!!!