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動物園、ゾーロジコに行って来た


市内に動物園があり、結構いいよ〜、と聞いていたんだけどこれまでなかなか行く機会がなかった。
で、長期休暇中のヒマヒマな男児二人を抱えているので、今こそがチャンス!と、出かけてみることにした。動物園はポル語ではゾーロジコ。zoologicoと書いてゾーロジコです。ゾウがいなくてもゾーロジコ、なんちゃって。


しかし、日中の外出は、もんのすごーーーーく暑いんだよね、最近…。
しかも、このところ完全に夜更かし・夜型生活になっちゃっているので、朝起きるのがめちゃめちゃ遅いんだよね、私も子どもたちも。
本当は涼しい午前中のうちに行っちゃいたいところだったけど、なんだかんだしていて、家を出たのが11時過ぎ…って、一番暑い時間帯になるじゃないか!!!


だけど、案外、動物園内には日影があり(大きな木が生い茂っているのね)、休み休み歩いたこともあって、まぁ熱中症で倒れることもなく無事に初の動物園散策を楽しめましたよ。


場所は、私が一時期通っていた大学(UFBA)オンジーナ校の向かいあたりにあり、小高い丘のような地形に作られている。
入場料はなんと無料!よ、太っ腹!!!
でも一応、ゲートには係員がいて、中にも飼育係がいる。そりゃそうだけど。


だから、家族連れが次々に訪れていた。思ったよりもたくさんの子どもたちが来ていた。しかも庶民派の子どもたち。
うん、確かにここは無料だし、なのに結構楽しめるし。庶民派の見方だ。


ここで出会える動物を写真でご紹介しましょう。



まずは、緑色のオウムたち。20羽くらいいた。しゃべるオウムには会えなかったけど。
入ってしばらくは鳥類が続きます。


そしてイノシシが大量に…
イノシシというか、ポルトガル語ではケイシャーダ(Queixada)。野豚、と呼ばれているようですが、あれはイノシシでしょうよ。
黒々として、大きいのから小さいのまでたくさんいた。
ここの近くで、コイは「臭い臭い」と言って鼻をつまんでいた。


牧場エリアには、背中にコブがある牛とか。



なぜか柵から出て来ちゃった?ヤギとか。おしりの付近だけ毛がカールしていて可愛い。



途中、石の回廊のようになったところがあり、壁にはテレビモニターが埋め込まれていて、ライオンの生態などが上映されていた。
その向かいのガラスごしには、お昼寝中のライオン。


かっこいい顔のオンサ・ピンターダ。これはブラジル特有の動物で、ヒョウみたいな、トラみたいな…


黒いクマもいました。


巨大な甲羅のカメがごろごろいる…


アンタという動物。これは日本語で言うとバク。顔が…目の位置がどうしてこうも微妙なんでしょうか…

丘をのぼりつめたあたりが展望台エリアになっていて、海が一望できるのだ。とても気持ちがいい。お弁当を持ってきてピクニックしたい気分。
実際には暑すぎて無理だけど。炎天下だし。


そして巨大な白い骨が…
この付近の海に現れるクジラの骨だそうです。


途中にはこんなキレイなオレンジの花が咲き乱れる巨木もあって、トロピカル気分満点。


緑の水の中には、顔だけ出したカバ。


そしてイチオシは何と言ってもサル山!洋の東西を問わず、やはり動物園と言えば、これですな。


サルの種類は…確認を怠ってしまいましたが(汗)、日本のサル山のサルとはだいぶ様子が違ってますね。毛がふさふさしていて、しっぽもふわふわ。

赤ちゃんザルも多く、親の背中にしがみついて移動していたり…



寝転がるお母さんの背中に乗っかった子ザルに近寄り、あやしている?風に見えるお父さんザルがいたり…
いつまで見ていても飽きないわ〜、これ。



そんなこんなで、2時間ちょっと楽しめましたよ。ゾウもキリンもパンダもいないけど、思ったよりいいじゃないの、サルヴァドールの動物園!
無料でここまで見せてくれたら十分ですよ、ええ。
観光で来る方には、なかなかここまで回る時間もないだろうし、あえて時間を割いてまで来るほどのところでもないけれど(苦笑)、この街に長く滞在するなら、案外、穴場的で楽しめるスポットかも。
無料だけど、治安が悪い感じはしなかったしね。ま、早朝・夜はまた別世界かも知れないけれど…。


動物好きなアレックスも、動物はそれほどでもないコイも、ひさびさのお出かけってことでとても喜んでいたし。
新しいコーナーも建設中だったので、また半年くらいしたら再訪してみようかしら。