久々の日本語トークは最高なのだ
さてサンパウロに母子3人で(ダンナはお仕事なのでお留守番〜)何をしに行ったかと言うと、ひとつは、友達の娘さんの1歳の誕生会に出席するため。
もうひとつは、近々ブラジルを去ってしまう(つまり本帰国…一時的な帰国じゃなく、片道切符で日本に帰っていくこと)複数の友人に最後にブラジルで面会するため。
そして今回は2泊したんだけど、それぞれ1泊ずつ、友達の家にお泊まりさせてもらった。
それぞれ宅飲み♪
お昼は土日それぞれ別の仲間たちと集い、美味しい日本食をつまみ、お手製のしそジュースやようかんなどをつまみ♪
子どもたちは日本語で遊び、大人たちは日本語で語り、飲み…これを最高と言わずして何と言う!
日本語日本語ってしつこいわね、と思われるかもしれませんが。
ほんとにね、サルヴァドールにいるとね、日本語でおしゃべりできる相手がそうそういないのよ。
基本、家庭内の夫婦の会話。親子の会話。
でもそれって、どちらかと言うと業務連絡的だったり、指導的だったりして、「おしゃべり」じゃないんだなぁ。たとえば子育ての愚痴とか、ダンナの愚痴とか、駐在妻の悲哀(笑)とかを語り合える相手がそうそういるわけじゃないのよ。
それがサンパウロに来たら、友達はたくさんいる。
同じ年代の子を育てている友達。ブラジルで小学生を育て、ブラジルで4歳児を育てている仲間。
同じように期間限定で、駐在妻として住んでいる友達。
似たような境遇、似たような感性を持つ友達がたくさんいるの。
話が弾まないわけがない、でしょ!
さらに、コイとアレックスにとっても、サンパウロで日本語で友達と遊ぶ経験はとても重要で、大きな意味がある。
たとえばWiiひとつやるにしても、日本語での子ども同士の自然なやりとりを、自然に耳にして、自然に覚える。
これは、親との会話だけでは得られない、貴重な日本語よ。
そういえば今回の滞在中、コイやアレックスの話の中に、ポル語の単語が混ざっていることはほとんどなかったように思う。
周りが日本語だと、自然にポル語を避けるようになっているのかね、子どもの頭ってのは…。
それにしても。
この1年、そして次の3月までの間(つまり今年度中)に、なんと多くの友達家族が本帰国することか。
特に、同じ時期にブラジルにやって来た、いわゆる同期…知る会で言うと、9期の仲間たちのうち、駐在で来ている人は今年度中に全員本帰国になっちゃう。
2005年の9月から来ているから、もう丸4年だもんね。
だいたい、駐在は3〜4年で帰る人が多いようで、そうなると同期はもう帰るはずだよね…。
淋しいなぁ…。
そして我が家はいつまでブラジルにいるのだろう…。
と、周りの動きを見るにつけ、どうしても考えてしまう。早く帰りたいわけでも、永久にブラジルにいたいわけでもないけれど、ただ、いつまでなんだろう…と言うのはどうしても考えてしまうわね。
今回、駐在ではない「永住組」(国際結婚をして、ご主人がブラジル人)の友達ともたくさん会うことが出来た。
このメンバーも、本当に心強い仲間たち。
彼女たちは、基本的に、ずっとブラジルにいてくれるもんね。心の支えでいてくれる。いつもありがとう。
みんなの変わらない笑顔としゃべりは、いつも私を元気づけてくれるよ。