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ジョニー・アップルシード


少し前のことになるけど、長男コイの覚え書き。


英語による寸劇をクラス全員でやると言う。まぁ、教科書に出てくるお話を、配役を決めてセリフを覚えて舞台で発表しましょうというもの。
見ると、それほど長い話ではない。が、配役によっては結構セリフが長いし、何と言っても英語だからねぇ、コイは大丈夫なんだろうか???と思ったら…
よりによって、主役並みにセリフが多く、長い、Narrator役だと言うではないの!
ナレーター。
演技力は求められないけど、シーンの背景などを語る、重要な役じゃないの!そしてセリフが長いじゃないの…



クラスにはばりばりネイティブアメリカンの子が二人もいるのに、よりによってコイがナレーターだなんて…。
(人種によって配役が決まるわけないんですけどね)



しかも、なんと、コイが立候補したんだと。
自分で手を挙げたんだと。
な、なんてこと…。
「だって知らなかったんだよ、セリフが長いなんて!」と言ってるけど、先生もよくもまぁコイに任せてくれたこと(他にも手を挙げた子はいたらしい)。



かくして、本番までの数日間、家でも暗記につとめた。
って、実際はそれほどでもないんだけど。



ストーリーは、ジョニー・アップルシードというマサチューセッツ出身の一人の男性が、アメリカ中にリンゴの種を蒔いて歩いた…という開拓物語。
もう何度も聞かされたから内容覚えたよ(笑)


「This is a story of John Chapman,a true american hero.
You might know him as Johnny Appleseed.Johnny was born in Mathachusettu a long time ago.
He has ten half brothers and half sisters.
When Johnny was a boy,many of his neighbors were moving out west.They were pioneers at the wild frontier.

Johnny decided that when he became a man,he would also go out west.He wanted to plant apple seed everywhere he went...」




そして当日。
なぜか「屋外」に設けられた即席ステージで、その英語劇は行われた。
コイは、親の心配もよそに、ちゃんとセリフを飛ばすことなくバッチリ暗記してしゃべっていた。子どもってすごいねぇ!
他の子も、すごくきれいな発音でしゃべってた。ブラジル人の英語は発音がポル語風であることが多いけど、彼らの英語はしっかりしてる。さすが一応アメスク、高い学費を払って通わせているだけある(笑)



それにしても、なぜに屋外…。
屋外だと、声がもう小さくて小さくて聞き取れない。周囲のノイズが入って来るし、音は周りに吸収されちゃうしで、ホントに聞こえないのよ〜
狭い教室でやってもらったほうがずっと良かったのに。せっかくの子どもたちの頑張りが半減だったよ。



こういう「発表系」の授業、うちの担任の先生はすごく好きらしい。結構ひんぱんにあるもの。
先生によっては全然親が参観するチャンスがないんだけど(去年がそうだった)、今年はとても多い。準備が大変な面もあるけど、こうやって授業を垣間見られるのは親として嬉しいね。



おまけ写真。
この日、学食の一角で準備されていた野菜アートの白鳥(?)。
大胆な白菜づかいがあまりにも印象的だったので撮影しちゃいました。すごいっしょ?