~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

ドラえもんは何色?


ご覧ください、このカラフルなドラえもんたち!!!



ドラえもんなんて見たことも聞いたこともないブラジル人の6歳〜8歳児に、
ドラえもんの色を塗らせたら、こうなったんです。


これ、そもそもは、私が作った日本語の教材の一つで。
ぬり絵のつもりではなかったんだけど、こっちの子どもたちは、とにかく、こういう絵を見ると色を塗りたがるんだなぁ。
(教材としては、ふきだしの中に、好きな質問を書いてもらうと言うもの。このキャラクターに聞いてみたいことを6つ書きなさい、というもの。→これがどうして日本語の教材?って聞かないで〜)
そして、こんなことになるなら、もっと真剣に上手にドラえもん描けば良かった〜(すすすみませんヘタで。)


先入観なしの、自由な発想のドラえもんたち。なんて素敵なんだろう。
茶色のボディは、やはり、小麦色の肌が多い地域柄?!
自然と青を選ぶ子もいた。


次回、ホンモノのドラえもんを見せてあげようと思う。
これ、ネコ型ロボットなんだよ、って言ったら何て言うかなぁ。


ところで日本語教室…
6歳児相手に、もとい、ブラジルの6歳児相手に、ポルトガル語で日本語を教えることに早くも限界を感じている私…
だってさ。
あまりにもウ・ル・サ・ス・ギ・ル!!!


男の子と女の子はいっつもケンカするし。(たいてい、女の子の方からちょっかいを出している。しかも可愛い子に限っていたずらっ子が多いのはどうしてだ?!)
すぐトイレや水飲みに行きたがるし。
すぐオリガミばかりやりたがるし。(そして実際やらせてみても、「できない〜先生やって〜」となる…)
最近では、バンバン日本語を使って注意している。しーずーかーに!だめ!やめなさい!!って。
そういう言葉ばかり覚えそうだよ、あの子たち…。
普通に授業をしているブラジル人の先生を尊敬するわ、全く。


7〜8歳クラス(2年生)になるとだいぶ様子が違ってくる。
子どもたちのやる気も違ってくる。新しいことを覚えたいという意欲が、6〜7歳児クラスと全然違う。
板書したことを、みずからノートに書き写そうとする。みずから!


それにしても、先生業というのは、想像よりずっとずっと難しいね。
相手を飽きさせない授業っていうのは、ホント、難しいと思う。
自分の学生時代にも、いろんな先生がいたけど、飽きさせない授業をしてくれる先生ってのはそう多くなかったな。
ただ知識だけを伝授するだけじゃダメなのだ。まず興味を喚起して、学ぶことが楽しいと思ってもらうこと。そこなんだけどね。


って、それはコイに対する国語の勉強にも言えることですけど。はい。
まず興味を喚起して…。
学ぶことが楽しいと…。
うーーーーーん…。
難しいなり。