~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

やっぱりここはブラジル…。


2カ月ぶりに家に戻ると、当然、冷蔵庫は空っぽで。
空っぽと言うか、消費期限切れの食べ物がいっぱいというか。
とにかく、まずは買い物が私の仕事であった。


幸い、徒歩2分のところに大きなスーパーがあるので、日々、必要なものだけを買ってくる。
さすがに2カ月ぶりの買い物となると、最小限と思っても、両手がずっしりと重くふさがる。
ジャガイモ、ニンジン、タマネギ。キャベツに牛乳、たまご。ヨーグルト、鶏肉、牛肉。軽く数キロ超えちゃうでしょ。


レジに時間がかかることにうんざり。
そうだ、ここはブラジルだったんだ。
巨大なカゴに大量の食品を積むブラジル人女性たち。ちんたらとおしゃべりしながらのレジ係。袋詰めは袋詰め担当者がこれまたちんたらと。お客さん自身も袋詰めを手伝えばいいのに、手伝わないから、なお時間がかかる…。
ブラジルのスーパーは、日本と違って、会計後の荷物詰めスペースっていうのが存在しないの。
レジの延長上で、荷物詰めをするの。
だから、前の人の大量の食品が完全に荷詰めされないと、私の番にならないのー。


テキパキとした対応の日本生活にどっぷり浸かっていると、こういうチンタラさに、ちょっとイラっとくる。やっぱりブラジル人にはなりきれない私。


やっとこさ自分の番が来て、両手にびっしり、いまにも切れそうなレジ袋(日本のものより質が悪く、弱いの)をぶらさげて帰宅。
さてとエレベータに乗ろう…と思ったら、扉が開かないよ。
そ、そうだった。ブラジルのエレベータは、自分で扉を開けないとダメなんだった…。
こんなふうに、両手に荷物だと、日本式自動扉が恋しいよー。


そんな、日常のあちこちに、「やっぱりブラジル」を感じつつ、日々過ごしております。
今日から、幼稚園での日本語レッスンも再会しました。無邪気に私を取り囲み、抱きついてくる可愛い教え子たちを強く抱き返していると、やっぱりここが私の街ね…と思わずにいられないのでありました。


今日も青空です。
周りのブラジル人に、「今って、季節は冬?もう春になったの?」と聞くと、「何言ってんの、バイーアはいつも夏でしょ!」とか「今はニセの冬よ」とか、「秋だよ」とか…てんでバラバラな答えが返ってくるんですけど?!
感覚的には、直射日光を浴びてなければそれなりに快適な、気温30度以下の夏、って感じでしょうかね。