~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

カブトムシの音の正体は


風連に行ったらカブトムシを飼いたい!とずーっと切望していたコイ。
そう、確か去年は、たまたま道で発見したというカブトムシがすでに家にいて、それを飼育していたのだった。そのことを思い出したかのように、風連に着くや否や、「カブトムシ!カブトムシ!」と大騒ぎである。


我がマチ風連は、カブトムシで町おこしをしていた(過去形?いや、現在もそうなのか?)。
町内にはいくつかカブトムシスポットがあって、そこに行けばバンバン採れる…という時代があった。確かそれは2年前かなぁ。
思えば、その当時は暑い夏だったのだろう。
そのネタをもとに、今年は我が家もカブトムシスポットでバンバン採るぞ!と思ったのだが…あえなく撃沈。どうも涼しいのがいけないらしい?
実際、寒いのよ、最近。これじゃカブトムシも土にもぐって暖をとりたくなるだろうよ。


それでも一匹だけ捕獲できたのだ。うちの近くの外灯で。
某所でつぶやいたところ、「カブトムシにはバナナにはちみつ!」という情報をいただき、それを実践したのよ。バナナに甘酢だったけど。
そしたら翌朝、メスのカブトムシらしき甲虫が一匹だけバナナの皮にくっついてた。コイ大喜び!!


しかしそれだけでは飽き足らず。
結局、ホーマック(ホームセンター)で買っちゃったのよ、オスのカブトムシとクワガタを一匹ずつ。
せいぜい500円程度かと思ったら、一匹698円もしたのよ。びっくりよ。(カブトムシが生息してそうな山の麓に住んでいる自分が、お店でカブトムシにお金を払うという行為がかなり嫌だったのよ〜。なんか悔しいじゃない?)


さて。
買って来てさっそくメスの飼育箱にオスのカブトムシを入れてみた。同種の男女なら問題なかろうと。
クワガタはさすがに別の飼育箱へ。


そ・し・た・ら。


オスのカブトムシから何やら音が聞こえ出した。ブーンブーン?っていう感じか?でも羽音じゃないのよ。
よく見るとメスに接近しておしりを左右に振っている…
これはおしりを振ってる音なのね!ブーンブーン、もしくはジーンジーン…


どうやら我が家のメスちゃんに一目ぼれしたか?発情しちゃったみたい?!


さて7歳のコイにはまさかそんな発想ができるわけがなく。どこからどう見てもオスがメスをいじめている状態。
だってさ。与えられたばかりのカブトムシゼリーに喜んでかぶりついているメスちゃんの上に、オスが乗っかって、さらにはメスの体の接合部分?をなめまわしているんだもの…
オトナな私が見たら、それはもうまさにその行為であるというのはすぐわかるのですが(笑)


しばらく身をよじって抵抗していたメスちゃんもついに根負け。オスのブンブン攻勢に従ってしまいます。
左右に振られていたオスのおしりは、次第に前後運動に変わり…(音はブンブンのまま。)
なななんと生殖器がオスのおしりからにゅにゅっと出てきて…メスのおしりに刺さったのであります〜〜〜


なんてリアルなっ!
一緒になってわずか15分足らずでこれかいっ?!
しかもその行為は延々続き… 私たちが観察しているのも全く気にせずに、延々30分以上は続いたのであります。


はー。驚いた。
私、動物の交尾をここまでリアルに一部始終観察したのは初めてかも知れません。衝撃的だったー。
思わずカメラを向けましたが、こんな時に限って一眼は電池切れ〜
かろうじてFine Pixで撮影しました。珍しい?ので、ここにアップしておきます。




さてそれから1日経ち。
相変わらずオスはメスに寄り添っている感じ。そして時々、メスの体をなめている様子。
愛情を感じるわっ。その調子で仲良し夫婦を目指すのよっ!と思わず声をかけたくなる様子であります。
カブトムシがこんなに人間くさいとは知らなんだ〜。
正直、カブトムシなんて飼ってもツマンナイんじゃん?と思ってた私ですが、かなり可愛いかも…。


飼育箱の土を増やし、産卵に良さそうな朽木も追加してやりました。果たして卵は生まれてくるのか?!
なんか、私が自由研究してるみたいな気分で、カブト夫婦を見守っております…。