7歳
2002年の3月11日に生まれた我が家の長男コイが、晴れて7歳になった。
もう7年も経ったんだ…早いね、ってダンナとしみじみ語りあった。
7年経った今もしっかり覚えている。陣痛が来た真夜中。朝になるのを待って、自分の退院服にアイロンをかけて(普段はアイロンなんてめったに触らない私なのに)、ビデオに向かって決意表明を語り(笑)。
江戸川区の病院に入ったらラッキーにも個室が空いていて。
ちょうどお昼近くなったころ陣痛室に移動するほどに痛みは増していて、だけどお腹がすいていたので陣痛の合間をぬってお昼の中華丼を口にし。(おいしかったこと今でも覚えてる:よっぽど食いしん坊!?)
好きな音楽をかけていいよ、と先生が言ってたので、当時気に入ってよく聞いていたスティービー・ワンダーを流していた。
そんな中で、はじめての息子、コイを出産したのであった。
春のあたたかな日だったなぁ。
あの日、人一倍甲高い声で泣いていた赤ちゃんコイが、もう7歳。
あたりまえだけど、1年1年、年を重ねて行く。私も37歳になる。コイは7歳になる。
こういう節目の日には、あらためて、今ここに生きていることをいとおしくありがたく思う。
誕生会は来週学校でやるということで、今日はまぁ普通の一日。
夕食は、コイのリクエストで唐揚げと手巻き寿司。それにプチトマトとうずらの卵が入ったサラダ。
コイと一緒にスーパーに行って、食べたい物を選んでもらったら、それらだったというわけ。
夕食のテーブルにはケーキはないけれど、私とアレックスが、ポルトガル語の誕生日の歌「パラベンス」を歌ってお祝いした。
私と「アレックス」が、という点が密かにポイント高いのだ(笑)
アレックスがまともに一曲歌える歌と言うのが実はまだないのだが、パラベンスだけは、8割がた歌えるのだ。幼稚園でひんぱんに歌っているからね。
しかしアレックスはささやくようなジョアン・ジルベルトヴォイスで小さく小さく歌うもんだから、せっかくビデオに撮ってるのにあまり聞こえないよ!!
それでも精一杯、彼なりに、兄に対するお祝いの気持ちを歌で表現…していると思うことにしよう(親ばか)。
そんな様子もまた、親としてはとてもうれしいもので。
肝心の料理にはほとんど手をつけてくれないコイ…
最近、ほんと食べないんだよなー。
アレックスのほうがよっぽど食べている。コイも夏バテなのかなぁ。せっかくの料理、ちょっと悲しい。
横浜と風連のおじいちゃんおばあちゃんから、楽天グリーティングカードが届いていて、それを嬉しそうにコイは読んでいた。
読んだ後、なんとなく涙ぐんでいた。
どうしたの、悲しいの嬉しいの?ってあえて聞いてみたら、「誕生日、うれしいの」って…。
おおお。なんて可愛いやつよのぅ。
そんなコイに私も涙。ぎゅっと抱っこして、「生まれてきてくれてありがとうね!」って言って、二人で泣きながら抱き合った。
変な親子?!
そして、一応、7歳の抱負なんぞを聞いてみたら。
「べんきょうを頑張る、かな。」
だって!
私がブログでコイの勉強のことを愚痴ってること、気づいてるのか…?!(苦笑)
7歳、有言実行、できるかな???