~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

年越し花火in Salvador

夏時間のないサルヴァドール、ただいま元旦の午後5時半であります。
サンパウロでは午後6時半ですね。
2009年もついに幕を開けましたね。
年越しそばを食べ損ねた我が家ですが、お雑煮はしっかりいただきましたよ。先日のジョタカ村での日系クリスマスミサでいただいたおもちがあったのを思い出し…おかげさまで美味しいお雑煮にありつけました。
おもちを作ってくださったジョタカの日系人の方に大感謝!!!


さて、
今年で4年目となるブラジルでの年越しです。
1年目は出産直後だったこともあり、家でおとなしく。
2年目は義父と義弟と一緒にリオのコパカバーナ海岸で。
3年目はサンパウロパウリスタ通りでカウントダウン。


そして今年はサルヴァドールのキリストの丘付近で、年越し花火を見ました。(そう、リオに負けず、サルヴァドールにも海辺にキリスト像が立っているのですよ。両手は広げてないけれど!)


本当は、キリストの丘の先にあるバッハ要塞付近でやっている年越しライブを見ながら花火!が理想だったんだけど、家で紅白の再放送に見入ってしまい出発が遅れ…
すでに道路はオンジーナのオットンパレスホテルあたりから通行止めになっちゃってて。
途中で車を止めて歩かなければいけないことになり、行けるところまで頑張ったんだけど、ちょうどキリストあたりで新年を迎えちゃったというわけ。
同じようにバッハを目指して歩く人たち。みんな、新年カラーの白い服で決めてます。もちろん我が家も。


サルヴァドールでも、リオ同様、海沿いの各主要ビーチで大規模な花火の打ち上げがあるようで。
メインはバッハ。とにかく大きく、派手な花火がバンバン打ち上がる。
同時に、手に持ったシャンパンを抜いてシャンパンシャワーをする人々。グラスに入れて乾杯して新年を祝う人。抱き合って祝う人。
とてもブラジルらしい年明けです。



ふと反対側を見ると、そちらでも花火が!
たぶん、ブルーツリーホテルやペスターナがある、ヒオ・ベルメーリョあたりのビーチでしょう。
そして見えないけど、その先のイタプアンやステラ・マリスあたりでも派手に上がってるんでしょう。


かれこれ15分くらい続いたでしょうか。間髪入れずに次々打ち上げる年越し花火。豪華で見ごたえがあるわ〜。
私たちは、キリストの丘の手前で見ていたため、丘にさえぎられて一部見えなかったんだけど…ヤシの木越しの花火っていうのもなかなか情緒があっていいと思わない?


ひとしきり終わった後、丘を埋め尽くしていた人々もだんだん引いて行ったので、せっかくだから丘の上まで上ってみることにした。
すると、そこで偶然にも知り合いにバッタリ遭遇!日本語を操る不思議なブラジル人・クレベくん!!
彼は日本からの観光客青年5人組を引き連れて、丘の上で年越し花火を見ていたのでありました。



ここで思わず日本語トーク爆裂。お互いに、いや〜こんなところで日本人と日本語で話すなんてねぇ!と言いながら、しばし語りました。
年末年始の休暇を利用して、10日間の日程でサンパウロサルヴァドールポルトアレグレを訪れると言う彼ら。貴重な休暇の行先に、こんなに遠いサルヴァドールを選んでくれたことがなんだかうれしくてねぇ。
この街を気に入ってくれたようで良かった良かった。
日本までどうか無事で旅を続けられますように。




キリストの丘の近くでは、イヴェッチ・サンガーロが年越しライブをやっていて、イベッチ好きな私としてはぜひ行きたいところだったんだけど、なんせ…チケット代が恐ろしく高く…
はい、軽く数万円の世界…。
なのに、全国から集まるお金持ちによって会場は埋め尽くされ、翌日テレビでその様子を見たら、ものすごい聴衆の盛り上がりだった。私は通りから、漏れ聞こえる歌声を耳にするのみ(涙)


家に帰って年越しそばを作ろう、と思ってたんだけど…ときすでに午前2時半。ねむ過ぎてダウン。
そばのない年越しなんて〜。
でも、郷に行っては郷に従え。バイーアだし、ま、いっか!
こうしてだんだんブラジル人化が進んでいる私…ま、まずいわ…。