大雨による史上最悪の被害が…
先週、ブラジル南部のサンタカタリーナ州沿岸部を襲った大雨による被害が、ものすごいことになっている。
浸水による家屋の倒壊、土砂崩れによる道路の陥没…
116人が死亡、行方不明者の数は増加の一方。少なくとも84人が不明と出ているが、実際には、救援隊がたどり着けない奥地の方にもまだ人が存在すると見られているらしい。
このような自然災害における惨事はブラジル始まって以来だそうだ。
週刊誌には、最初の死亡者として確認されたという幼い可愛い少女の顔写真アップが表紙になっていた。
ブラジル有数のリッチな州が襲われた…という文言もあった。
被災して避難所生活を余儀なくされている人は78万人にものぼる。貧しい人もお金持ちもみな、家を失ってしまった。
被災地のひとつ「ブルメナウ」は、私たち家族も去年の10月、オクトーバーフェストを見るために訪れた街だ。
ドイツ移民が多く、ヨーロッパ風の街並みと、ビールが売り物の素敵な街。街には川が流れていたけど、あの川もあふれ、街中が水浸しになってしまったのか…と想像すると、本当にやりきれない。
去年も雨による被害があったらしいが、今年の比ではないそうだ。1983年の災害では49人の死者が出たそうだが、これもまた今回の比ではない。
サンパウロあたりでは、学校や企業やマンション単位で、救援物資を送るなどの活動が盛んになされているそうだが(どなたかのブログで拝読しました)、サンタカタリーナから遠く離れたこちらバイーアでは、どうもイマイチ反応が鈍い。
コイの学校もアレックスの学校も、まだそのような動きはない。うちのマンションにも、そのような救援物資を呼びかける張り紙などはない。
テレビも新聞も見られずに、何も知らずに生活しているサルヴァドールのブラジル人も多いだろうな…。
ブラジルって広いな、と本当に思うよ。
ともあれ。
今ここにいる私が出来ることは…お金を送ることくらいしかなさそうだ。物資を送りたくても、送り先がわからない。
各州に問い合わせるように、とあるけれど、ポル語でそれをやるのも大変。だったら、公開されている銀行口座に、最寄りの銀行からお金を振り込むのが簡単だ。
お金ってね…どうやって使われるかわかんないから、本当はあまり送りたくないんだけど。すぐ使えるモノのほうが、気持ち的には送りたいんだけど、しょうがない。アレックスの小さくなった服とか、たくさんあるしさ。
なお送り先口座は次の通り。
Doações em dinheiro devem ser feita através das contas disponibilizadas:
Banco/SICOOB SC - 756 - Agência 1005, Conta Corrente 2008-7
Caixa Econômica Federal - Agência 1877, operação 006, conta 80.000-8
Banco do Brasil - Agência 3582-3, Conta Corrente 80.000-7
Besc - Agência 068-0, Conta Corrente 80.000-0.
Bradesco S/A - 237 Agência 0348-4, Conta Corrente 160.000-1
Itaú S/A - 341, Agência 0289, Conta Corrência 69971-2
SICREDI - 748, Agência 2603, Conta Corrente 3500-9
SANTANDER - 033, Agência 1227, Conta Corrente 430000052