祝・生誕3年
11月20日はブラジルの「黒人の日」。うまく日本語訳をすると何て言えばいいんだろう。
Consciência Negra.
コンシエンシアの意味は、
1.意識、自覚
2.良心、道義心
3.丹精、責任感
とありますが。うまく日本語にするの難しいです…。
サンパウロは祝日になりますが、なぜかバイーアは祝日ではありません。こーーーんなに黒人率の高い街なのに、なぜか。
黒人率が高いからこそ祝日じゃないんだろうか。うーーんうーんうーーーん。わかりません。
(が、祝日がひとつサンパウロより少ないのはなんだか淋しい〜)
この日にちなんで、各種講演会やアフロ文化イベントが目白押しの11月です。ひとつくらい顔を出したいと思いつつ、なんだかバタバタしててまだ行けてないんだよなぁ。
さて11月20日は、私にとっても記念すべき日。
3年前のきょう、サンパウロの病院でアレックスを出産しました。あれは確か午前10時のこと。
あれから丸3年か…。
同時に、ブラジルに来たばかりの時のことも思い出しました。言葉もわからず、言いたいことが言えず、道路を歩くのも怖くって。
ほとんど引きこもりだったなぁ、って。
生まれてからは、アレックスのことに没頭して、「これが私の仕事だ!」って思いながら新生児のお世話をする。充実感があったかどうかは定かではないけれど、とにかく毎日が流れるように過ぎ、アレックスはどんどん成長していった。
そして丸3年。
今では自分の赤ちゃん時代の写真を見てほくそ笑むまでに成長した。
私にとって見れば、まだまだ赤ちゃんなんだけどな。
指で自分の年齢を示す。いままではピースサインだったけど、今日からはしっかり指を3本立ててる。
可愛くて、おもしろくて、愛しいよ、とっても。
生まれてくれてありがとう。3歳の誕生日は、あなたもうれしいけど、ママはもっともっとうれしいよ。
そう言ったら、わかったかわからないか知らないけど、ニコッと笑い返した。
ひーーーー。たまりません。
(年に一度の親ばか、お許しを♪)