~私の好きなもの、好きなこと、興味のあることをあれこれと綴るブログです~

音楽が、そしてコンサートやライブが好きな理由がわかった夜…ブラジルJAZZのダニ&デボラ グルジェル カルテットをモーションブルー横浜で聴いて

行けるときに行きたいところへ行こう!旬の花を見よう、旬の食べ物を食べよう!会いたいときに、会いたい人に会おう!

 

これが私のモットー♪

ですので、最近の私は、ものすごい勢いで音楽ライブやコンサートに行ってます。そして、そのたびに音楽のチカラを全身で感じ、エネルギーをいただき、笑顔になって心は大満足!で気持ちよく一日を終えるのです。

 

音楽はそもそも大好きで、家にいるときはテレビではなく音楽が常にかかっている状態。

それはクラシックであったり、聖子ちゃんであったり、イヴェッチ・サンガーロ(ブラジルMPBの人気女性シンガー)だったり、ジャンルは様々なのですが。

音楽はいいよねぇ。

 

で、一番いいのが、やはりライブでありコンサートだなぁと。改めて実感した夜のことを書きます。

 

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それは10月31日。モーションブルー横浜という、ブルーノート系列の素敵なライブハウスがあるのですが、そこで行われたサンパウロのJAZZカルテット「DANI & DEBORA GURGEL QUARTETO(ダニ&デボラ・グルジェル・クアルテート)」。

 

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直前にブルーノート東京で、アジムス&マルコス・ヴァーリのライブに行ったときに電光掲示板で紹介されていたのを見て、あ!これだ!私が去年ラジオで聞いてぜひライブに行きたいと思っていたアーティストだ!って思い出したのね。

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鎌倉のカフェ、Cafe Vivement Dimancheのマスター堀内さんが出演するFMヨコハマの番組(たしか秀島史香さんが出てる、日曜の朝の湘南by the seaだったような…)で、堀内さんが熱くおススメしていたダニ&デボラ母娘。ちょこっとその時聞いた印象は、なんて軽やかで明るくて気持ちのいいサウンドなんだろう!ってこと。

 

それもそうだし、母と娘、母がピアノで娘がボーカルっていう組み合わせにも妙に惹かれてね。去年のライブは間に合わなかったけど、ああ、行ってみたいなって思ってたことを思い出したのだ。

 

それですぐにモーションブルーのサイトで予約したのね。まだ席があって良かった…。

しかも自由席だから、当日早く行けばステージ目の前の席も夢ではない♪

 

ということで張り切って18時の会場目がけて入場したところ、一番前の右寄りのテーブル席をゲット。ドラムの目の前、ボーカルもすぐ手が届くところに立つよ!というかぶりつきポジションですよ。嬉しい。

 

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19時半の開始まで時間があったので、赤レンガ倉庫のショップをぶらぶら見たりして、5分前に席に戻って季節のフルーツティを頼んだ。一人だしね、お酒はいらないわ、と思ってね。ちなみに梨の紅茶でした。ポットでサーブされましたよ。

 

さて前置きが長くなりましたが…

 

このくらいアーティストが近いとね、もう、見てるだけでパワーが伝わるのね。

ボーカルのダニちゃんは、めちゃめちゃナチュラルな感じの人で、それは服装にも表れており(笑)ブラジル人らしく足元は素足にサンダル、トップスは背中が大きく開いたイエローの、C&Aあたりで調達できそうなカットソーにジーンズ。飾らない人柄が体中からあふれているよ…

 

彼女は歌声がとにかく素敵!

何て言うのかなぁ、歌詞なき歌詞。トゥクトゥク トゥクチカ タカチカ… そういう歌なのよ。ボイスパーカッション気味な、小気味よいリズムがね。ダニちゃんの口から軽々と飛び出すの。ブレない音程、リズム感、めちゃくちゃ滑舌がいいところとか、もう天性ですよね。

ひとの声が、完全に「楽器」になっている。そんな感覚になります。人間の声スゴイ。

 

YouTube貼っておきます。百聞は一見にしかず♪

 

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タカチカ言わない普通の歌詞のある曲ももちろん素晴らしいです。

日本語とポルトガル語の共通の表現として「ね!」っていうのがあるんですけどね、そこに着目したダニちゃんが作った曲「ne」というのがまた面白いので、貼っておきます。

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もう一つ、私の大好きなスティーヴィーワンダーのサー・デューク Sir Dukeのカバーも素晴らしいので貼っておきます(自分の覚え書き)。

 

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そしてお母さんのデボラさんのピアノもすごくいい。こちらもとっても自然体でね、サンパウロの肝っ玉母ちゃんみたいな、大きくて優しいお母さん。彼女のピアノは弾けててカッコいい。歌う娘を見るまなざしも、とても温かい。

 

ドラムのチアゴさんのプレイもすごい。どうやら、ダニちゃんのマリード(夫)だそうです。長い長いソロには、思わず息が止まるほどの迫力がありました。

 

終始表情豊かなコントラバスのシヂエウさん。彼も当然素晴らしい。あんなに大きい弦楽器の弦を強く指で弾くなんてね。しかも素早い音もね。とにかくかっこいいし、絵的にも非常にクールで目が離せない…。

 

 ちなみに最新作はこちら。今回のライブでも、ここから何曲も演奏してくれました。

 

それにしても。

なんであんなに、始まりと終わりの音がピタっと、気持ちよくバチっと決まるんだろう!

目で会話しながら、なんであんなに一体化できるんだろう!

ソロのアドリブの入り方、終わり方、なんであんなに自然にカッコよく決まるんだろう…!

(ジャズってそういうもの、なのですか?ジャズすごすぎる…)

 

そしてそして、プレイヤーのみなさんの表情が悦に入ってて…なんて気持ちよさそうなんだろう!

 

そんな姿を、声を、奏でる音を間近で見ている私もまた、なんてなんて気持ちよくて幸せなんだろう!!!

 

演奏中ずっと、わたしはもうメンバーの一人になったような気分で、目の前で生み出される音楽の世界に入り込んでいる。ずっと身体は揺れ続けている。それは椅子に座っていても。もし立っていたら間違いなく踊っている。自然と顔もにやけてしまう。ライブの会場でじっとして、無表情でいることなんて、私にはできないのだ。

(周りを見渡すと、同じように揺れている人、じっとしている人、聞き方はいろいろでさまざまで、その様子を見るのもまた、おもしろい。これもまた、ライブの良さ♪)

 

そう、私が楽しんでいるのは、音であり人であるのだった。

CDでもストリーミングでも動画でも見えないもの、それは、音をつくる人たちの姿。あうんの呼吸。魂を込めたプレイ。そういうものたちを全身で感じられるのが、ライブなんだ。

 

当たり前だけど、楽器はひとりでは鳴らないものね。

音あるところに、人あり。なんですよね。

 

たぶん自分がいま、必死になって第九の歌の練習に励んでいることもあり、表現者側の目線でライブを見ている影響もあるかも知れません。練習では先生に、いろんなことを教わります。

そのことを書いている記事はコチラ。

omoinomama.work

 

「音楽って、その瞬間でしかない。相当集中して、一音一音を出さないと!」

「音の裏にある言葉、ストーリー、映像が見えてくる歌を」

「音楽は必ず目的がある。クラシックもジャズも歌謡曲も。その文章で歌うこと」

「自分はどう歌いたいのか?下手でもいい、でも、どう歌いたいのかの想いを持って」

 

そんなことを教わりました。

 

なので、そういう目線で、歌う人を見ています。音を奏でる人を、見ています。

すると、想いがビシビシ伝わってくる。集中力半端ない。瞬間を大切にしまくっている。みんな、先生の教えを守ってるよ!!!

 

そうでないと、あれだけの人が、音を合わせられるわけがないですよね。

二人のデュエットしかり。

四人のカルテットはもちろん、何十人ものオーケストラなんてもう最たるもの!

集中力、一つの音に向かう気持ち、仲間を信頼する気持ち…

そういういろんなもの、CDでは見えない、演奏者たちの表情、目線、手の動き口の動き…

そしてライブの空気を通じて伝わってくる緊張感などなども含めて、ステージ丸ごと受け止めることを、私は心から楽しんでいるんです。

 

(もしかしたら音楽DVDでもそういうことは楽しめるかな???)

 

特に今回のダニ&デボラ・グルジェル・クアルテートの4人は、ブラジル人ということも手伝ってか、もうとにかくプレイ中の表情が豊かで!

楽しいったらありゃしない!



だから私はこれからも、生の音楽を求めてどこまでも!聞きに行きたい気持ちでいっぱいです。

 

中学生の合唱コンクールとか、吹奏楽部の演奏会とかも、だから好きなんです。

熱唱するカラオケも好きなんです。

そこには、音を生み出す「ひと」の姿があるから。見えるから。

 

上手い下手じゃなくて、感情があればいい。

曲に込められた想いを自分なりに理解して、一瞬一瞬を大切に、できるだけ表現すればいい。

恥ずかしがらずに、恍惚の表情でね♪

私は最近、第九はもちろんのこと、カラオケを歌う自分にもそれを当てはめて、心を込めて一曲一曲歌うことにしています。表情もね♪



音楽の楽しさ・ライブの良さを再認識させてくれたダニ&デボラ&チアゴ&シヂエウさんに、今一度、感謝申し上げます!

 

Gostaria de agradecer a Dani, Deborah, Thiago e Sidiel por reconhecer a alegria da música e da performance ao vivo.




美味しいフルーツサンドを横浜で食す…水信とメルヘン

先日、お友達のFBで千疋屋のフルーツサンドの写真を見てからというもの…

私の中で火が付いた、フルーツサンドへの想い。

 

ほんとうは甘いものを食べないようにしているんだけど。

フルーツサンドにはあまり興味はなかったんだけど。

食欲減退期が過ぎ、なぜか頭に浮かんだ「食べたいもの!」がフルーツサンドだったのよね…。不思議な展開(笑)

 

そしてわたしは、まず、コンビニのサンドイッチコーナーを巡った。

するとですね、売ってないのね、フルーツサンドって…。

もしかしたら夏限定?

一応店員さんに聞くと、

「ときどきは入荷するけど、毎日ではないんですよね」ということでした。ふむ。残念。

 

そうすると、もう、正統派のフルーツサンドのお店を狙うしかないですね。

身近なパン屋さん、神戸屋とかポンパドウルとかにもありそうだけれど、確実にあるところを目指す。もう私はそれほどまでにフルーツサンドを食べたくなっていた。

 

すぐに思い浮かんだのは、「メルヘン」である。

デパ地下のサンドイッチと言えば、メルヘンでしょう♪ というくらい、私の中にはインプットされていた。あまり買うことはないのだけれど(苦笑)

八王子が本社なのですね。横浜の高島屋にも入っているので私にはおなじみなんです。

 

早速行ってみると… まぁ、ものすごいバリエーションにクラクラするほど。

カツ好きの私には、超厚切りのヒレカツサンドがまぶしく輝いて見えたけれど、もうランチした後だったし。いかんいかん、今日の目的はフルーツサンド!

ということで、迷わずフルーツミックス?イチゴとキウイと黄桃が入っているものを購入しました。

 

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ほかにも、輝くシャインマスカットや、マンゴー、イチゴなど、フルーツ単品をあしらったサンドもあって魅力的でした。うん、ここに来たらいつでも間違いなくフルーツサンドにありつけます。確認完了。

 

 

そして私の中に浮かんだフルーツのお店が、横浜水信(みずのぶ)。

きっとここにもフルーツサンドあるはず!と行ってみたら、ありましたありました!

ショーケースの中に、小さくカットされたタイプの可愛いのがありました。

訪れたのは午後2時ちょっと前… 最後の一個をゲットできました♪(危なかったー)

 

すぐに食べたい衝動を抑えて、大事に2つのフルーツサンドを持ち帰り、おうちで紅茶を入れていただきました。

うん、どちらも美味しい!

 

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フルーツはどちらも新鮮。水信のほうには、パイナップルとバナナが入っていてコクが感じられました。メルヘンのは、フレッシュさが際立っていたかな。

 

特徴が出るとしたらホイップクリームだと思うんだけど、どちらもしつこい甘さはなく、軽めで美味しい。

どちらかと言えば、水信のほうが、少し後に残る甘さがあったかな…。

 

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コスパで言うと、メルヘンは三角の普通のサンドイッチサイズが2個で、確か475円くらい。

水信は、それをさらに半分にした小さい三角で、4個入っていて、800円くらい。ちょっと高級路線ですね。さすがフルーツ専門店です。

 

こういう、

自分では作らない食べ物を買って食べられること。ありがたいなあ〜と思います。

 

次は千疋屋新横浜店で、食べ放題に参戦したい。フルーツサンドも出る?らしいのでね…

さようなら、そしてありがとう

f:id:calorina:20191004160247j:image我が家のキュートな癒し系キンクマハムスターのケイティが、
2年1か月の命を、昨日、全うしました。

 

動物たちの老化については、
今年になってとみに感じていた。

 

今年の夏で9歳になった、ブラジル・サルバドール生まれのビーグル犬、コリンは
ほぼ陽だまりで寝てばかりの毎日。

 

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白髪も目立ち、
というか、濃かった栗色の毛はもうすっかりミルクコーヒー色に。

 

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顔つきは柔らかくなり、性質も穏やかになった気がします。
在宅勤務をする私の、日中の大切なパートナーになってくれている。その存在、ただそこにいるだけでなんだか安心できる。

 

 

そして2年前の夏に家族の一員としてお迎えした、ケイティ。

 

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ハムスターがどうしても飼いたい!という次男の熱い思いに負けて。ペットのコジマで見つけた可愛いミルクティ色の子。


名付け親も次男。
最初は「ガウディ」にする、という話も合ったけど(そのとき下町ロケットが放映中であった)、さすがに女の子だしね…と。なぜか、ケイティに。

 

自分がお世話をする!との約束通り、次男は毎晩エサを与え、水を替え、おがくずをきれいにし。とても可愛がっていた。

 

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そしてもちろん、コリン同様、わたしのパートナーでもあった。
コチラは夜行性だから、夜の物書きの時のパートナー♪

 

 

 

そのケイティが今年に入り、エサを残すようになったのだ。
夜与えたハードタイプのエサは、朝になるとちゃんとなくなっていたのに。もう、歯が悪くなってきたのか、硬いものが食べられなくなってきた。

 

次男が選んだハムスターのバイブル
「幸せなハムスターの育て方」を読み返すと、それは老化のしるしだとあった。

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そういえば、夜中の回し車の音も、しなくなっていた。
まだ2歳にもなっていないのに、もう老化なのか…と淋しくなったけれど、その後も、エサを細かい穀物タイプのものに替えてやると少しは食べるようになり、動きは鈍くなったけれど、元気に生きていた。

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毎晩、ご飯タイムには手に乗せて、なでなでして、ふわふわの体で癒してもらった。
日に日に、動きが緩慢になってくる様子を見るのは切なかったけれど、これが老化だよねと納得して。

 

そして昨日。
10月3日は、朝から様子がおかしかった。普通、午前中はほとんど陶器のドングリの中から出てくることはないのに、昨日は違った。

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ごそごそと朝から音がするから見ると、砂を敷いたトイレの中にうずくまり、肩で息をしている。なんだかちょっと苦しそうだ。
しばらくしてまたドングリに戻り、午後になった。

 

そして午後また、トイレに入り、同じように肩で息を…。
思わず、ケイティ大丈夫?苦しいの? と声をかけるも、当然返事はない。ああ、動物の声が聞こえたら…。

 

在宅仕事をしていて、ふっとケイティに目をやった夕方4時過ぎ。
目をまんまるく開けたケイティが、ドングリから出て、おがくずの上で動かなくなっている。

 

慌てて抱き上げる。まだ温かい。でも、動かない。

 

実はケイティはこれまでに2度、冬眠しかけていて、丸くなったまま冷たくなって動かなくなってたことがある。気づいて抱き上げて胸で温めたら、その時は動き出し、事なきを得た。

 

でも今回は違うの。
寒いから冷たくなったんじゃないの。


その時と違うのは、寝顔がちょっと苦しそうだったの。歯を少しむいて、何か言いたそうにも見えて。そして、丸くなってないの。腹ばいに、脱力した感じで、動かなくなっていた。

 

もちろんしばらく抱きしめて、温めたけど、もう命は戻ってこなかった。
まだ温かいうちに気づいて、抱きしめることが出来たのは、良かったのかもしれない。そのタイミングはまた、次男が学校から帰って来たばかりのタイミングでもあった。

 

こうして、小さなケイティの命が終わっていきました。

 

夜、小さな箱にケイティの身体をおさめ、スーパーで買ってきた白い花で埋めた。
お経をあげて、手を合わせた。

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たくさん泣いたけど、さよならできました。

 

ペットをなくして悲しむのなら、
最初からペットは飼わないほうがいい。
…という人もいるけれど、私はそうは思わないのです。

 

確かにサヨナラは悲しい、けれど、動物たちが生きている間に私に与えてくれるものは、とても大きいから。そのかけがえのない存在は、いつか息絶え、さよならしなければならない日が来るけれど、共に生きた日々はまた、かけがえのないものなのです。

 

そして、ヒトも、動物なんです。


そんなことを、ケイティの死を通じて、私はあらためて思うのです。

 

さようなら、そして、たくさんのありがとうをケイティに♡

 

 

2019年はじめての秋田竿燈まつり 観覧生実況レポートをYouTube動画にしました

今日から9月!

いやぁ…早いですね。もう夏が、8月が終わっちゃった。

 

8月は私にとって思い入れの強い月になりました。

なぜなら、去年の8月、わたしはある意味生まれ変わったから。

大腸がんになり、直腸を全部切除して、つまり臓器を失い、身体も気持ちもすっかり入れ替わった感じがあります。

何もーかもー 目覚めーてくー あたらーしいー わたーしー♪

という曲がぴったりくる感じの私。

 

さてさて、新しい私は、

「今行けるところに行こう!行きたいところに行こう!旬を味わおう!(花も食べ物も♪)」

というのをモットーとしています。

なので、今年の8月は、東北の夏祭りを3つ見てきました。もう、全然これは予定外とも言えることだったんですが(私自身は、直前までまったく計画してなかった…)。

 

きっかけは、

いま、単身赴任で仙台に住んでいる夫が、当初はひとりで青森のねぶたを見に行こうと思っていたんですね。正直わたしはそこまで東北の祭りを見たい!という強い思いもなかったんですが(スミマセン)、スケジュール的にはなんとか行けそうだし、こういうきっかけでもないと行かないよね…と思い、急きょ、それこそ1か月くらい前に決めたんです。行くことを。

 

そしたらもう!!

行って良かった、の一言しかありません。

逆に、なんで今まで行かなかったの私!!ばかばかばか!!!

とすら、思いました。そのくらい素晴らしかった。東北の夏祭り。

 

日本人として、この素晴らしい伝統芸能・伝統文化を今まで知らなかったなんて。

ブラジルのカルナヴァルについての方が、よっぽど詳しいのに私。

そんな思いを強くしまして。

 

日本にはまだまだある。素晴らしい祭りが。

九州や四国、北陸の方の祭りも全然見たことないな…

おわら風の盆とか…

阿波踊りとか…

博多どんたくとか…

もう、調べるとね、行きたい祭りがいっぱいありすぎる。魅力的な祭りが多すぎる!

 

と、しょっぱなから熱くなってしまいましたが。

本記事でご紹介したいのは、秋田の竿燈まつりです。

これ、わたし、漢字が読めませんでした。駅のポスターで初めてその文字を見た時、何を間違ったか、「ささとうろうまつり」と読みました。全然、笹じゃないのに!

竿(さお)なのに!(笑)

 

その漢字からは、とうろうがゆらめく、綺麗なおとなしいお祭りなのかな~

秋田って激しいイメージないし… 

などと、勝手に想像をふくらませていました。

 

なのでね。当日、最前列でそのすごさ(いろんな意味で♪)を目の当たりにして、もう、テンション上がりっぱなしでしたね。全然想像と違ってた!

想像をはるかに超えた、すごくて、素晴らしい祭りでした。ほんとうに面白い動画に仕上がっているから(自画自賛)、ぜひ皆さんにも見ていただきたいです。

 

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いまはこうして、自分がそのときリアルに味わった思いや感動を、手軽に映像と音声で残して、YouTubeの中に置いておき、いつでも見たいときに見ることが出来ます。

ブログで文章を書くこと、文字を記すことは好きですが、それと同じくらいわたしは、目で・声で伝えることも大好き♪

動画を作っていて本当に楽しいので、そんな自分の「好き」も、再確認できたこの夏でした。

 

 

原爆の図を見たことがありますか?丸木美術館に圧倒された話と、アメリカ人詩人が作った紙芝居「ちっちゃい こえ」

今日は終戦記念日ですね。

 

実はまだ、広島の原爆ドームに行ったことがありません。私の高校の修学旅行は京都までで、広島には行ってないんです。

 

戦争の体験談をしてくれた元近衛兵の祖父は、数年前に他界し、アッツ島やらアリューシャン列島やら、ノモンハンといった地名を聞くこともめっきり減りました。祖父が生きていた時は、残念ながら私自身があまり戦争体験談に興味がなく、どこか聞き流していた感がありました…じいちゃん、ごめん。

 

こうして時が流れ、戦争の記憶、原爆の記憶は薄れていくのね…

と、思いきや!

 

先日、たまたま次男の用事で埼玉の嵐山町に行った時、丸木美術館を見つけたので立ち寄って来たんです。

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まさかそこにあるとは知らず、カーナビの地図内に「丸木美術館」が出てきて。丸木ってあの原爆関連の絵の丸木いりさんの?

原爆って、もうすぐ終戦記念日だよね…

これも何かの縁だね、うん、行こう!

 

と、計画性ゼロの、本当にたまたまの流れで入ってみた美術館。

 

いやぁ、すごかったです。

圧倒されました。

写真でも、体験談でも、映像でもない。絵画の持つ圧倒的なパワーがもう。すごくて。言葉を失いましたね…

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こういう伝え方もあるのだと。

語り部がいなくなっても。

この絵がある限り、あの凄まじい原爆の結果が、ここにあるのだと。

 

私が原爆の図を知ったのは、たぶん、学生時代の何かの教科書だろうけれど、本の中からも放たれる強烈な絵のパワーは今も覚えていて。だからこそ、今またここに、丸木の文字に、吸い寄せられて来たのだと。

 

もう一つ、素晴らしいものを知りました。

それは、今年5月に完成したばかりと言う紙芝居「ちっちゃい こえ」。

 

なんと、アメリカ人詩人のアーサーさんが、この原爆の図をもとに作った創作紙芝居なのであります。

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原爆の図には、おびただしい数の人が、生き物が、いろんな姿で表情で描かれているのだけれど、その1部を切り取り、ストーリーを付けて、紙芝居となったそうです。かかった期間は7年!

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サイボウが関係するストーリーにもなっていて、これは、幼稚園児にも原爆の怖さや影響が理解出来る内容だと思いました。すごいです、これ。

 

これを朗読して、動画にして、アップして。たくさんの人に見てもらいたいと心底思いました。もう少しで紙芝居、買うところだった…

自分の朗読力に自信がないので、今回は買いませんでしたが(^^)

いや、そもそも著作権的にNGですよね…

 

ともあれ。

 

原爆の体験を持つ日本という国が出来ること、発信出来るメッセージは、まだまだあるなと感じました。風化なんてさせるもんですか。

2019はじめての青森ねぶた祭り 初日観覧レポート

夏真っ盛り♪ですね。

なぜか涼しかった(天気が悪かった…)7月が過ぎ、8月は猛暑が続いていますね~。

 

さて夏と言えば祭り!

今年は、はじめて東北三大祭りのふたつ(青森ねぶたと秋田竿燈)+弘前ねぷた祭りを見に行ってきました。

 

※Wikipediaによりますと…

東北三大(夏)祭り」を構成するのは、一般に以下の3つのである[1](数値は2008年の1日あたりの入り込み数)。

 

もともと行く予定はしていなかったのだけれど、仙台単身赴任中の夫が行くと言うので、せっかくだから私も行くことにしちゃいました。

 

そしたら…もう。素晴らしすぎて!

感動して涙が出るほど、素敵なお祭りでした。ねぷたも、ねぶたも、竿燈も、どれも本当に素晴らしかったんです。

 

古くからずっとずっと続く祭りの伝統。

それを受け継ぐ青年、少年、子どもたちのピュアな姿…

こんなに素晴らしい文化が、日本にはあるのですね!ほんっと、今まで知らなかったなんて。私、日本のこと全然わかってなかったなと。

 

とりわけ青森のねぶた祭りは、どこかブラジルのリオのカーニバルにも似ていてびっくり!巨大で美しい山車(ブラジルではアレゴリアと言います)、太鼓隊(バテリア)、それに跳人(アーラ、ダンサリーナ)といった隊列の様子もそっくり!

 

約10分の動画にまとめましたので、ぜひぜひご覧ください♪

来年は生で見ることを心からおススメします。

 

動画は、弘前ねぷたと秋田竿燈もこれから制作しますので、そちらも併せてよろしくお願いします。

なおカロリーナチャンネルをチャンネル登録していただきますと、動画がアップされたときにお知らせが届きます。便利な機能ですので、ぜひご活用ください。

 

 

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横浜三渓園で開催中!夏の花、ハスを早朝観蓮会で楽しむ

 

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7月も終わり、今日から8月ですね♪
7月を代表するお花と言えば蓮(ハス)ですが、皆さんこの麗しいお姿をもうご覧になりましたか~?

 

今年は三渓園がずいぶん広報に力を入れているのか、横浜駅のきた西口の改札付近の丸い柱には、びっしり、三渓園のハスのポスターが貼ってありました…!

 

そして、三渓園をつくった原三渓さんの所蔵する美術展も、いまちょうど横浜美術館で開催されているようです。そうとは知らず、私はことし初めて三渓園のハスを見に行き、感動したのです。

 

早朝の花鑑賞のあとは、期間限定の朝がゆセットを園内でいただくのがオツだと思います。私は9時過ぎまでハス撮影をしていたため、朝がゆには間に合わなかったんですけどね…

 

この日は朝、あいにくの雨だったのですが、蓮は水辺に咲く花なので、風情が増して見ごたえがありました。雨の様子、大きな葉が水をたたえる様子などは、ぜひ動画レポートでご覧いただきたいです(^^)

 

なお、蓮は朝9時を過ぎると花を閉じてゆくそうで、早朝が見頃となります。

三渓園が6時開園となる早朝観蓮会は、今週末、8/3、4日がラストチャンス!

お近くの方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

私は、上野恩賜公園のハスも気になっています。

この夏、行けるかな…?