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書くことをナメるな!第8回国家資格キャリアコンサルタント試験 実技論述を終えて

昨日、国家資格キャリアコンサルタントの学科試験と実技試験の論述が終わりました。

 


一言。感想を述べるなら…

書くことをナメてはいけません‼︎

 


これに尽きます。はい。

 

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書くことは、小さい頃から得意で、大学入試も記述式の試験で力を発揮するタイプでした。マスコミ勤務で記事を書くことを鍛えられ、ブログも長らく書き続け、フリーライターとしてもお仕事を頂いてました。書くことはもはや私のライフワークみたいなものだし、書くこと自体は大好きだし、ナメては全然ないのだけれど。

 


「制限時間内に、手書きで、規定の行内に書く」

特に、

「手書きで!」

ということに対して、完全に準備不足でした…

結果的に、ナメてた、と言えるのでしょう。

 


あ~~あ。

 


午前中の学科試験はマークシート式で4択、50問を100分で解きます。まあこれは大丈夫。終了10分前には見直しも終わり、途中退室もしました。

内容も、確実にわかった!と言える問題が35問を超えたと思えていたので、よし、合格ラインの70点は大丈夫だろうと。それほど心みだれることなく、午後の論述へと切り替えました。

 


論述試験と言うのは、実技試験の一環として行われるもので、

カウンセラーと相談者の短いやりとりを読み、設問3つに記述で答える形式です。

 


あなたならどう応答しますか。

あなたが考える相談者の問題は何ですか。

その問題にあなたは今後どのように対応しますか。

 


書くのはこの3つだけで、解答用紙もA4用紙1枚だけだから、文字数で言うと正直大したことないんですよ。でもね…時間が足りなくなっちゃったの。しかも、思うように書く手が動かないんです。

 


最初の一文、まず、書こうと思っていたことが行内に収まらなくて、全部消す。また書く。あせると手がすべる。そして手が震えて思うように動かせない。

 


シャープペンシルが重く感じられてうまく字が書けないから、途中で鉛筆に持ち替える。すると少しは書けるようになる。

 


でも、字がもう。自分の字じゃないくらいにヒドイ…大丈夫か、これ、採点者は読めるのか?!

 


気にしていても時間が過ぎるばかり。とにかく白紙はダメ。行内に書く、しかも、行内いっぱいに。はみ出したら減点。

 


そんな制約を意識すればするほど焦る。どうしようどうしよう。

 


なんとか最後の設問まで来た時、残り5分と告げられる。ひ~~。

 


ちなみに、書く内容はあらかたまとまっていて、問題用紙の余白にびっしり書いてたから、それを清書するレベルの話なんだけど、それも、焦ると全然書けないのよ。

 


とりあえず埋めたものの、字がやばい箇所がいくつもあり、その字を消しては直す。でもやばい箇所が多過ぎて追いつかない!

 


はい、終了、の声がかかった瞬間にも、まだ書いてました、私。あと5文字お願いだから書かせて!との心の叫びとともに…

 


そんな風に終わった論述試験。

解答用紙を回収されたあとも、しばし、自席で呆然としていましたよ。私、何やってるんだろうと。今まで何度も試験受けて来て、こんな気持ちになったの初めてよ。時間が足りなくて、手が動かなくて書けないなんてこと。人生初よ!

 

(時間不足はTOEIC受ける時はいつも経験してましたが)

 

あああ。

タイピングならば、余裕で打てるのになあ…。


沈んだ気持ちで退室しようとしたら、同じ部屋に、養成講座の仲間たちが何人もいて。いや~~論述やばいわ~~って言ったら、私も私も!手が震えて書けなくて!と言う同志がいて。何だろうね、この現象。年のせいかしら?とか言い合って。彼女は私の二つ下だけども。

 


よし、今回は場の雰囲気を掴めたことで良しとしよう。一回で受からないって言うけと、一回目ってこう言うことなんだよ、と、二人で傷を舐め合い、少し気が晴れたのでした。

 


実際には、この論述と、再来週行われる実技面接試験の得点を合わせて150点中90点、つまり6割とれれば合格ラインではあります。

 


ただし、

 


論述試験では配点の40パーセント以上は取れ、という最低ラインが設けられています。

(*出典 キャリアコンサルティング協議会:

○筆記試験:100点満点で70点以上の得点

○実技試験:150点満点で90点以上の得点。

 但し、論述は配点の40%以上の得点、かつ面接は評価区分「態度」「展開」「自己評価」ごとに満点の40%以上の得点が必要)

 


私の場合、

設問1でまず行内に書き切れていない。消して書き直してもなお、字が大き過ぎて、6文字くらいはみ出してしまいました。ここの減点がどの程度響くか。

 


設問2は多分、文字レベル、分量ともに大丈夫だと思う。内容もそれほど的はずれではないだろうと。

 


設問3がね…

文字レベルがまず最悪。雑過ぎるし、最後の書き直し部分は判読すらも怪しいレベル。

ホントに自分が情けなくなるレベル…

 


とは言え、全然読めないよ!とも言えないから(たぶんね、希望的観測)、採点者が内容をどこまで評価してくれるかがポイント。設問3は、内容もあまり自信はないんだけどね…。

 


もう済んだことは仕方ない!

あとは、実技面接試験で高得点を取るだけ!

もし論述のせいで落ちたなら、次はもっと時間配分をキチッとやって、時間内に自分の納得のいく字で書けるようにトレーニングするだけ。

もう、何をどうすれば改善されるかは、わかったから。

 


と言う訳で。

マークシートへの記載ミスなどさえなければ、自己採点で学科は74点取れてるので(ギリギリじゃん…しかも絶対分かったと思ったこと、2つも間違えてたし!)、ここはまず合格と思われ。半分はクリアしたと思われ。

 


学科が受かった人は、次回、学科免除で実技を受けることが出来るので、それは良かったかな。

さーて。面接に向けて気持ち切り替えていきましょう~~!

 


学科試験の感想についてはまた次回、所感をまとめます。忘れないうちに。f:id:calorina:20180528143147j:image

 

※(7月16日追記

この試験の結果が、結局どうだったのか…。以下の記事に書いております。

calorina.hatenablog.com